※BGMと共にお楽しみください。
「進撃の巨人」の二次創作小説です。
作者様・出版者様とは関係ありません。
二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。
リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。
性的描写が含まれます、苦手な方はご注意ください。
乾いた音が室内に断続的に響いた。
「エルヴィン、もう嫌だ・・」
「駄目だ。」
エルヴィンはそう言うと、リヴァイの華奢な身体をそのまま自分の膝上まで移動させ、そのまま奥まで彼を貫いた。
「あぁ~!」
乾いた結合部からは鮮血が滴り落ち、リヴァイはエルヴィンが動く度に、白い喉を仰け反らせながら叫んだ。
「痛てぇ・・やめてくれ・・」
「もう限界だ、リヴァイ・・」
エルヴィンの動きが激しくなり、これから彼が何をしようとするのかがわかったリヴァイは涙を流しながらこう言った。
「やめてくれ、嫌だ!」
「孕め、リヴァイ・・」
エルヴィンはリヴァイの耳元でそう囁くと、彼の最奥で爆ぜた。
「何でこんなことを・・」
「お前を愛しているからだ。」
「笑わせんな、てめぇが今した事はあの獣(けだもの)と同じじゃねぇか。」
涙に濡れた瞳でリヴァイがそう言ってエルヴィンを睨みつけると、彼はリヴァイの黒髪を優しく梳き始めた。
「俺は、君を俺以外の男には触れさせたくない。」
「そんな台詞はてめぇの許嫁に言え。」
「俺は美禰を愛してなどいない。所詮花序の戸は家同士が決めた結婚だ。」
「で?俺を妾にでもするつもりか?」
「出来る事なら、お前を妻として迎えたい。」
「馬鹿言うな。」
エルヴィンの言葉に激しく動揺したリヴァイは、彼にそっぽを向いた。
「そんな事、出来る訳ねぇだろうが。」
「リヴァイ、俺は絶対にお前を諦めない。」
そう言いながら、エルヴィンは再びリヴァイの上に覆い被さった。
それから三日三晩リヴァイはエルヴィンに抱き潰され、漸く彼から解放されたのは四日目の朝の事だった。
「また会おう、リヴァイ。」
「あぁ・・」
京の街から春が過ぎ去り、うだるような夏の暑さの気配が漂い始めた頃、いつものようにリヴァイが朝餉の支度を始めようと竈(かまど)の蓋を開けた時、彼は酷い吐き気に襲われた。
目の前が闇に包まれ、リヴァイはそのまま意識を失った。
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