７0代、主婦の生き方

０１月１７日（水）０２時４１分

先日、母の友人（９２歳）ながら　近年　母より交流が深まった女性から、朝　電話が入る。

「昨夜　あなたからの荷物が　届いたんだけれど、夜遅くは失礼と思い、今　お電話しました」

なんのことかすぐ　理解。

「お誕生日　おめでとうございます。気持ちを込めて　言葉のプレゼントにしました」

「お菓子も入っているし、元気が出ます！」

「カードに込めた　お祝いの言葉だけですけれど。それと、母のおやつを　ほんのひとくち」

ちょっぴりずつの種々のお菓子の　詰め合わせの小箱と　お祝いのカードを、お誕生日に合わせて　お送りしたもの。

「母も交えて　お会いしたいのは山々ですけれど。冬場は、お互いに距離がありますものね。母の分まで　楽しく自由にお過ごしくだされば　嬉しいです」

一人暮らしで　頑張り続け、いざという時の頼りは　姪ごさんだけと　聴く。

お向かいの　高齢の友人と、毎日　安否確認を交わしているそう。


「なかなか外に出られなくて。あなたのプレゼントで　元気が出たわよ」


母を見て、わたし自身を振り返り、高齢になると　自分の求めに応じたものが　一番であることを　実感。

この方は　処分・整理をしなくてはと思いつつ　あきらめムードに入っているもよう。

”ものは　要りません”　が　会話の中から　伝わってくる。

でも　”こころ”を　求めていることも　わかった。


最近は　電話でのおしゃべりタイム、ときおりの　おやつお届けなどで、わたしの　”こころ”をお伝えできていると　おもう。


日常のすべてのこと・文章・音楽・美術・・・・・なんにでもいえることだが、伝えたいことを　伝わるように　心がけたい。