詩篇27篇より
詩篇27篇を読んでダビデは悩みの中にあっても、信仰的達観がある。危機的叫びと願いが溢れても、啓示的勝利がある。すでに至聖所におられる、至高者なる方と出会い、高くあげられている告白がある。私たちも、終末的信仰による勝利の故に、最後に神の契約が必ず成就する故に、この現実の悩みの中にあっても、喜びと礼拝、賛美と献身に生きることができる。「それは主が悩みの日に、その仮屋のうちにわたしを潜ませ、その幕屋の奥にわたしを隠し、岩の上にわたしを高く置かれるからである。今わたしのこうべはわたしをめぐる敵の上に高くあげられる。それゆえ、わたしは主の幕屋で喜びの声をあげて、いけにえをささげ、歌って、主をほめたたえるであろう。」(詩篇27:5〜6)「主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。主を待ち望め。」(詩篇27:14)