|
テーマ:本のある暮らし(3206)
カテゴリ:趣味
今年生誕100周年を迎える松本清張さん。何度も小説は、ドラマ化、映画化されてるが、先日「疑惑」がまたドラマ化されたので、見てみた。
ドラマ化や映画化されたのをを見るたびに原作が読みたくなり、そのたびに借りてくる。何冊かは自分でも買ったのだと思うが、今は家にはない。 そうだ!思い出したが、最初に読んだ清張のは、中学の時見た映画の「砂の器」の後、読んだんだった。 松本清張小説セレクション(第19巻) 今回の疑惑のドラマ化は、主人公の二人を田村正和と沢口靖子が演じた。 ずいぶん前に他の人がやったのをみたはずだったが、これもまた原作が読みたくなった。先週、久々に図書館に行ったが、ほとんどの彼の有名な本は出払い済だった。みんな思う事は同じなのかもしれない。 それで残ってる本のうちの読んだ事のないものを読んでみようと借りてきた。 「歪んだ複写」というほぼ半世紀近くも前の作品だ。 さほど、作品としては、有名でないようだ。これも、社会派と呼ばれる清張さんらしく税務署汚職事件にからむ殺人事件の小説です。 私は、血が出るドラマが嫌いなのに何故かサスペンス、ミステリーは好きなんです。こわ~いパトリシア・コーンウエルの監察医Dr.スカーペッタが出てくるシリーズも全部読んでるんです。 と話がそれました。 まだ実は、半分ぐらい過ぎたところなのですが、このところ、どうも本が読めなくなってる(途中で飽きる)私でもやはり飽きません。 役人の汚職。賄賂をもらって操作して企業とつるむ。さすがに最近は、税務署員の汚職事件って聞きません。が、企業とつるんで操作する、年金記録操作をしたかつての社会保険庁なども同じだったし、そういえば、居酒屋タクシーなんてのもありましたね。 古い小説だから、出てくる車の名前なんて言う細かなところや、携帯電話がないので、尾行する方法なんかは違いますが、他の部分は、まるで古いと感じません。面白いですね。 だから、今でもなお、ドラマ化されるのですね。 さて、ドラマの方ですが、夫は、田村さんの大ファンなんですけどね。 彼もどれをやっても正和さんになってしまいますね~。かすれ声なので、時々耳が悪くなってきたのかと思うほど、聞き取れない台詞もありました。 沢口さんは、ちょっと芝居がかり過ぎ?とも思ったけど、新境地開拓かな?とも思えて悪女役も良かったかも。 そんなわけでこのところ、ドラマ視聴に加えて読書もと忙しいです。 ブログランキング参加中です。よろしかったら、ポチっとクリックをお願いしますね。m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[趣味] カテゴリの最新記事
朝葉も砂の器は映画の方が好きです。
何度も何度も見てしまいました。 リメイクされたドラマは何回か見ただけで挫折してしまいました。 ご自身の自叙伝を書かれた作品も大好きです。 (February 3, 2009 05:23:35 PM)
朝葉晴瑠砂さん
砂の器の映画はもう既に30年位前にみたきりですが、未だに映像を思い出す事ができます。とっても、あの物悲しげなストーリーと映像がマッチしてましたね。 映画の後に原作を読みましたが、そのまま出演者の顔が重なりました。 自叙伝はまだ読んでません。ご苦労された方でしたよね。今度読んでみますね。 (February 4, 2009 07:13:18 PM) |
|