大晦日
平成19年の大晦日です。皆様にとって、どの様な1年だったでしょうか?私にとっては、山あり、谷ありの年でありました。仕事では、天職と思っていた営業職から会社の経営の中枢とも言える部署に異動になりました。新しい何かを創り続けることに遣り甲斐を持っていた私が、お役所的な周囲の顔色を伺いながら、従事する・・・ストレスが溜まった1年でした。家庭では、私と長男、次男が柔道中心の生活。故に長女と接する時間が少なくなり、悲しい思いをさせてしまいました。それが原因でか、あれだけ素直で、私を慕ってくれていた長女が、私となかなか話しをしてくれなくなってしまいました。単なる反抗期では済まされぬ責任が私にあると自覚しています。裏腹に柔道は充実した一年でした。特にマルちゃん杯では、見事に全日本選抜少年柔道大会への出場権を獲得。初の全国大会出場を決めることができました。個人戦においても、全日本小学生体重別柔道大会に県代表で出場したキャプテンが見事に全国3位に輝きました。その他にも、例年よりも多くの大会に出場することが出来、多くの成果と課題を得ることができました。クラブの稽古は、12月22日で終えてますが、大晦日の今朝、子供達に提案して実施している合同自主トレの3日目を終えました。事実上、私の指導納めです。今日も、初日(29日)の11人、二日目(30日)の20人に引き続き、17人の子供達が参加してくれました。朝トレを終えた時、何やら表現し難い気持ちになりました。あまり、大晦日だとか、元日とか考えない主義なのですが、やなり感慨深い何かを感じました。当初、強くなりたいと願うだけで、基本すらも伴わない子供達の意識を如何に改革すべきか悩みました。現実は、想いだけで強くなれる程、甘くはないのです。とにかく、このギャップを埋めるために必死な1年でした。手始めに身近な課題として掲げた、「挨拶」「大きな声」「チームワーク」。ご父兄との意見交換の場や手段としてオヤジ会を結成したり、メールを多様して、目安箱的に考えを受け付ける取り組みもしました。この様な取り組みの一つ一つで、子供達と関係者の皆さんとの絆が深まって行ったように想えます。そして、その絆の深さが大晦日の今日、私に何らかの想いを抱かせたのだと想います。新たなる年においても、現状を満足することなく、歩み続けて行きたいと想います。また、私の様なものを友好的に受け入れていただいた各道場の指導者、ご父兄の皆さん、本当にお世話になりました。来年も宜しくお願いします。皆様、今年、一年ありがとうございました。そして、迎える年が皆様によって、よりご多幸な年でありますようにご祈念いたします。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→