仮退院
9月28日に顎を二箇所骨折して、救急車で運ばれ、入院していた長男が昨日夕方、新しい治療法に移るのを前にして、一時的に退院しました。運び込まれた時は、折れた一方が、複雑骨折のために手術をする可能性が高いと言われていました。しかし、上下の歯茎に、合計10本以上の支持釘を打ち込んで引き寄せたことで、何とか骨折部の隙間が埋まったために手術は回避できたとのことでした。新しい治療の状況によっては、来週中に退院できるかもしれません。新しい治療とは、現在、1cm程開いている口を完全に塞いで動かない様に固定してしまうものです。完全に固定することで、折れた箇所の回復力を高めるのだそうです。しかし、問題は、二つあります。まず、運動面。基本的には運動禁止です。顎に直接衝撃を及ぼす運動。もちろん、柔道は不可です。また、顎をかみ締めるような、大きな負荷の掛かる運動も不可です。それと予想外だったのが、ランニング。小刻みなれど衝撃が伝わるので不可と言うことでした。加えて、食事面です。現在は、1cm程しか口は開きません。食べるものは、お粥の上の方に出来る糊汁。具無し味噌汁。ジューサーミキサーで緩いペースト状にしたもの。加えてヨーグルト、牛乳、お茶、ゼリーなどの液体あるいは、半液体ものだけです。私も、少しでも栄養と思い、プロテインドリンクや顆粒アミノ酸を飲む様に薦めています。さらに、新しい治療では、現在、1cm開いている口を完全に塞ぐのですから全くの液体しか口に出来ない様になってしまいます。僅かな奥歯の歯の隙間から栄養剤を吸い込むのだそうです。仮退院では、慣れる意味で、この栄養剤(画像)を持参してきました。コーヒー味、ストロベリー味、バニラ味があります。ハッキリ言って、まずいです。入院前48kgだった体重が、既に、46kgにまで落ちてしまった長男。この制約された環境下で、心技体を維持するには、どうすべきか・・・。ここは、私のトレーナーとしての役割が高まります。長男の欠点を補えるような補強トレーニング。長所をさらに特長づけられるような強化トレーニング。そして、この食事環境下でも体重を増量できるような食事療法などを検討したいと思います。PS.それにしてもありがたいのが、先生方です。部活動の先生は、定期的にお見舞いに来てくれますし、電話は毎日入れてくれます。そして、面倒な手続きの仲介に入ってくれたりと親身に対応してくれます。また、担任の先生も毎日、病院に来てくれ、様々な面で親身に対応してくれます。事務的な校長以外は、素晴らしい先生方に恵まれました。本当に感謝に絶えません。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→