空回り
どうも最近空回りすることが多い。自分がある意思をもって『誰か』のために(相手のためだけでなく自分のためでもあるのだが)おこなったことだとしても、それが相手に伝わらなければ単なる空回りに終わる。『誰か』のためにおこなっているということをその『誰か』に知られるのが偽善者っぽくてすごく嫌で、『誰か』に何も言わずに勝手に行動してしまうことが『誰か』の誤解を生み、結果理解されないことになるようだ。弁解すれば弁解するほど言い訳ととられてしまい、(もっとも弁解者の弁解は聞かされる側の人間にとってはたとえどんな理由があろうといいわけにすぎないのだろう)ますますドツボにはまっていく。かといって弁解しなければ、なぜ答えないのか?と咎められる。こうなるともう八方ふさがりだ。プライドが邪魔をして素直に謝れないのは自分の悪いところなのだろう。しかし、下手なプライドならいざ知らず、決して譲れないプライドは人が人であるためには必要なものだと思う。そう思って自分を納得させるしかないのかもしれない。自分の伝えたいこと、その意図をきちんと伝えるというのは非常に難しい。しかし、どうせ100%伝わらないからといって、口をつぐむのはどうも性に合わない。言いたいことはきっちり言って、それでもわかってもらえないのならその相手と自分との価値観の間には埋めきれない溝があるのだろう。だが自分との価値観と差がない相手など、そうそういるものではないのだからそういう相手でもお互い歩み寄っていきたいものだ。もっとも自分はそう思っていても相手に拒絶されてはそれすら許されないのだろうが、、、折しもクリスマス期間。今年のクリスマスは昨年とは一味違う迎え方をしそうだ。だがクリスマス期間、年末年始と物を売る商売に携わる人間にとっては落ち込む暇もないくらいに忙しい日々が続く。悩まないためには仕事に没頭するのがなによりの手段。空元気でも元気は元気。がんばろう。