茨城県浮島周辺のシギ・チドリとサギの観察記
8月も今日で終わりとなります。例年でしたらアオアシシギ、コアオアシシギ、エリマキシギ、トウネン、ヒバリシギといった仲間と出会えるのですが、今シーズンは空いている蓮田がほとんどなく、いたるところに防鳥ネットがはられていてシギ・チドリが降り立つ場所がない状態。このため、コチドリ、タカブシギ、クサシギといった種類を観察できるのみが続いています。クサシギは胸に縦斑のある夏羽、胸が遠目には暗色に見える夏羽から冬羽に換羽中の個体を目撃しました。浮島周辺の鳥影が薄いので、以前ツバメチドリやサギのいろいろを見かけたフィールドへ移動。ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギの群れの中にアマサギ数羽を発見しました。4種が田んぼでカエル、バッタなどをめぐり争奪戦を繰り返していました。なお、アマサギは、頭にオレンジ色がまばらに混じる夏羽から冬羽に換羽中の個体でした。(冬羽は額にオレンジ色があるだけ)(写真)2023年8月31日撮影