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2012.02.27
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★今日のフォーカスチェンジ♪
「犯人はおまえだ！」 テレビドラマなどで、 こんな場面を、 見たことありませんか？ 男、道を歩いている。 ふと見ると前方で、ひとが 血を流して死んでいる。 近寄って見ると、胸には、 ナイフが刺さっている。 「大変だ！」 思わず駆け寄り、 刺さっていたナイフを抜く。 すると、背後から 雑巾を引き裂くような主婦の 悲鳴！（なぜに主婦？)（笑） 「きゃー、人殺し！！」 男、おどろいて、ナイフを にぎったままの手で振り向く。 駆けつけるおまわりさん。 「犯人はおまえか！」 「ち、ちがう、おれじゃねえ！」 「うそつけ。凶器をもっている のが、何よりの証拠だ！」 とまあ、こんないきさつで、 男は犯人扱いされてしまう わけですが。（笑） 現実には、こんなベタな話は、 ないだろうと思うでしょう？ 実は、そうでもないんですよ。 ええ、たしかに、 ナイフをにぎって…なんて 場面はないかもしれませんが。 できごとの一部だけを見て、 勝手に「物語」をつくりあげて しまうっていうパターンです。 まあ、もともとこれは、 脳のはたらきにも起因して いるのです。 脳は、頭がよくて、かつ、 ばかなものですから、（笑） 一部だけを見て、 「これは○○だ！」と 勝手に判断してしまうんです。 たとえば、道を歩いていて、 デパートの壁に、垂れ幕が かかっていたとします。 たまたま、風であおられて、 一部が見えなかったとします。 「ひなまつりセ○○」 ほとんどのひとが、おそらく、 「ひなまつりセール」と 読むのではないでしょうか。 それは、この季節は、 たいてい、「ひなまつり」 商戦の真っ最中で、 なおかつ、デパートとくれば、 「○○セール」というのは、 よく見かける文字だからです。 しかも、それを 論理的に判断するのではなく、 ぱっと見た瞬間に、反射的に 「ひなまつりセールだ！」と 思いこむひとがほとんどでしょう。 「ひなまつりセンス」だとか、 「ひなまつりセット」だとか、 「ひなまつりセレブ」(なんのこっちゃ) とか思うひとはいないわけです。 でも、絶対にそうでないか どうかは、わからないですよね。 デパートの担当者が、 消費者の意表をつくために、 「ひなまつりセレブ」 なんて企画を考えるケースが、 絶対に、ない！ とは言えないですから。（*^_^*） まわり道が長くなってしまい ましたが、そんなふうに、 私たちは、いつでもたいてい、 自分のイメージに即して、 ものごとを見ている… というお話をしたかったのです。 うっかりすると、 客観的な事実を見るのではなく、 自分が感じたことが事実だと かんちがいしてしまうのです。 それが嵩じると、ときには、 相手を、加害者のように 思いこんだりしてしまうのです。 「犯人はおまえだ！」ってね。（爆） 相手にとっては、ミモフタモナイ 話になっちゃいますよね♪ どうぞ、日常を 振り返ってみてくださいね。 あなたがいやだなあと感じている、 あのひとは、本当に、本当に、 いやなことをしてるんでしょうか？ あのときの、あの態度は、 本当に、悪意からきたものだった のでしょうか？ そして、ついでに言っちゃいますよ。 あなたがいいなあと感じている あのひとは、本当に、本当に、 いいことをしてるんでしょうか？ あのときの、あの態度は、 本当に、善意からきたものだった のでしょうか？ え？ そんなことを考え出したら、 ひとが信じられなくなる？ はい。そういう考えかたもあります。 でも、こうも言えなくはないですか？ そんなことを考え出したら、 ひとをうたがえなくなる、ってね。（笑） だって、何が正しいかなんて、 完全に客観的には、 わからないんですから。 だったら、いいほうに、 思いこんでしまうほうが、 話は早いかもしれませんよ。 少なくとも、好意的なまなざしを 向けてもらって、いやな気持ちが するひとはいませんからね♪ 今日は、少しこころを落ち着けて、 あなたがこれまでつくってきた 「物語」を、振り返ってみてください。 もしかしたら、顔を上げたとき、 世界が変わって見える… かもしれませんからね！（*^_^*） ●今日の記事、心にひびいたよ～というかたは、 よかったら、↓クリック↓していただけると、うれしいで～す♪ ≫≫≫≫≫  ≪≪≪≪≪（クリックするだけで、ポイントが加算されます）   世界の医療団 ひとことメッセージが添えられます。
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Last updated
2012.02.28 05:06:46
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