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テーマ:鉄道雑談(1542)
カテゴリ:新線
朝日新聞記事(神奈川版)より-
横浜市営地下鉄の新路線「グリーンライン」が3月30日、開業する。同市緑区の中山駅と、港北区の日吉駅とをつなぐ13キロ。東急東横線などの3路線と接続しており、同市北部地域の交通の便が大きく向上する。 グリーンラインの区間には10駅あり、中山―日吉間は約21分。初乗り運賃は、あざみ野―湘南台間で営業中の市営地下鉄「ブルーライン」と同じ200円(子ども100円)。最大は290円(同150円)だ。 センター北とセンター南の2駅でブルーラインと接続するほか、日吉駅で東急東横線、中山駅でJR横浜線に乗り換えられる。市交通局は、東京都心や横浜駅方面への便が飛躍的に向上すると見込んでいる。 朝夕のラッシュ時は4分20秒~6分間隔、日中は7分30秒間隔で運行。始発は午前5時台からで、翌日の午前0時過ぎまで運転する。 車両は4両編成。電動モーターで車輪が動くブルーラインとは異なり、コスト削減のメリットからリニアモーター推進方式を採用した。 交通の便が増す一方で、開業に要した費用は膨大だった。グリーンラインの建設費は約2450億円。ブルーラインと合わせた初期投資の利息返済に伴う累積赤字の解消には、少なくとも40年はかかる見通しだ。 市交通局によると、現在、市営地下鉄の借金は約5200億円。このうちグリーンラインの建設に伴うものが1200億円で、残る4000億円は7280億円を要したブルーラインの借金だ。 利息の返済だけで、市営地下鉄の経営は圧迫されている。平成18年度決算で、累積赤字額は2393億円に達している。 一方で、市交通局は、地下鉄事業で単年度黒字になるのは2、3年後には可能とみている。今年度に入り、市北部地域でブルーラインの利用客が増えたことなどで、乗客が前年度比で5%増えたためだ。このペースが続けば、利息返済を続けても利益が出る計算になるという。 グリーンラインだけでみると、平成20年度の乗客見込みは10万4千人で、運賃収入は約66億円。当初は赤字が続く想定だが、地下鉄開業による駅周辺人口の増加などで、平成30年度には乗客が13万7千人に増え、黒字転換する見込みという。 …3月30日には、「日暮里・舎人ライナー」も開業する。さてさて、どっちを最初に行こうか…やはり地理的に「日暮里・舎人ライナー」を先に攻めに行くことになりそうだ。 横浜の鉄道物語 日本の地下鉄・車両めぐり ■ダイヤの横浜市営バス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月10日 22時25分35秒
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