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カテゴリ:鉄道
北陸新幹線開業により、上越新幹線列車が減便されたことに伴い、新潟県下の利用者からは不満の声が多く聞かれる。
新潟市が市民から募集した意見の中には、本年3月改正後、上越新幹線運行本数削減により、停車駅の多い列車が増え、速達タイプが減少したことによる所要時間増加への不満が強い。 http://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/doro/kotsu/goiken-goyoubou.files/H27.3.pdf (新潟市HP) 確かに、速達タイプ「かがやき」が10往復も設定された北陸に比べ、上越新幹線は各駅停車に毛が生えた程度の列車が多い。 新潟市は政令指定都市になっているのもかかわらず、ノンストップもしくはそれに準じる速達列車がもっとあって然るべきであろう。 少なくとも、上野・大宮・高崎・長岡程度の停車駅のものを毎時1本程度運転すべきである。 その他にも、上越新幹線は線形面で高規格だし、整備新幹線のような「最高速度260km」の縛りもないのに、最高速度は240kmに抑えられている。 車両面でも、東北のお下がりのE2系、E4系が使用されているなど、冷遇されている。 もともと、「角栄新幹線」と陰口を叩かれてきた上越新幹線であり、東京-新潟の空路も既に廃止され、競合相手もいないことから、JR東日本としても余り力が入らないのかもしれない。 しかし、新潟市は政令都市でもあり、上越新幹線も他の整備区間に比べれば多くの利用者がいる区間である。余りないがしろにするべきではあるまい。 東京-大宮間の線路容量が逼迫しているため、総体的に本数が増やせず、北海道や北陸開業により、上越が皺寄せを食っているのなら、そろそろ本来の上越新幹線に含まれている大宮-新宿間の建設に取り掛かるべきかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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