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カテゴリ:ブックレビュー
これにて、図書館戦争は完結となります。
これにともない、正義にまつわるお話をしたいと思います。 正義というものはたしかに正しいものがあります。 しかし、これが時として悪い方向へと突き進んでしまうことがよくあったりするのです。 正しいからといって、手を出したり、ましてや武器を持ち出したりしたら、暴力となってしまいます。 それだけでなく、「正義」という意味合いを、自分の都合で勝手気ままに解釈してしまったら、その影響は悪い方向へと向かってしまい、その時点で「悪」へと変わってしまうのです。 そういうことがあったりすると、本当の正義というものは、存在しないように思えてしまいます。 本当に正しいものというのはどういうものだろう・・・そういうことを常に頭の片隅に置いておきながら、常に考えるようにして、自分が正しいと思っていても、それを相手に強要することのないように注意して、正義が悪い方向へすすまないようにしていきたいところです。 有川浩著「別冊 図書館戦争Ⅱ」KADOKAWA刊 2008年 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.14 09:45:10
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