カテゴリ:アート誌
匂いのしてくる雑誌。
宇宙の匂い、深海の匂い、生の匂い、死の匂い… 子どものころに見た宇宙の写真より、ずっと現実味を増して視覚に迫る。ミクロな世界は、さらに原始をも垣間見せる。 炊き込められた香の匂い、ハーブの食欲をそそるような香り、なめし皮の臭い。 水のにおい、雪のにおい、風のにおい <ニヒリズムを越えて>佐伯啓思 “もう一度、二人が一体になりうるとすれば、それは死して黄泉の国においてであるほかないのである”…悲恋に堕ちた二人ならばそれもいいが、あの世でもダンナと一緒、なのかな? <生の実感>田口ランディ 「ガンです。余命わずかです」と告知された夢を見たことがある。自分は、どうしたんだろう。泣き叫んでいた記憶もないが、納得していた思いもない。頭の片隅で、「これは夢なんだ」と認識していたのかもしれない。では、本当にガンだったらどうするんだろう。 <カネのサイクルの外へ!!>保坂和志 うちのダンナも“土地持ちの倅”です。おカネの使い方は、いいかげんです。かといってお金持ちでもないです。おカネにからめとられているような気もします。どうにか、なんないですかね。(この雑誌を読もうという気もなさそうです。妻の趣味をくだらないと思っているようですから) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月06日 17時33分24秒
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