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カテゴリ:ビジネス本
子供に対する教育はいかにあるべきか? 親にとって常に頭を悩ませる問題ですが、天才の栄光と挫折―数学者列伝に紹介される天才児ハミルトンへの教育は良いヒントになるかもしれません それは、まず国語、古典語、外国語をきっちり身につけさせ、野山で身体を鍛えさせ、その後に数学、物理、歴史、神学などを少しずつ習わせるというものです。 個人的にはまず思考を司る言語、次に身体という点に共感を覚えます 紹介したい言葉 ウィリアム・ロウアン・ハミルトン 124頁 アイルランドでも最も歴史遺跡の多いと言われる、ボイン河畔の美しい町トリムで、少年ハミルトンはすくすくと育ったのである。 独特な教育観をもち、大学で古典を専攻したためか語学に達者なこの叔父の下で、ハミルトンは早熟な才能を発揮する。 五歳までに、英語、ラテン語、ギリシア語、ヘブライ績を読解することができるようになったのである。 神童の噂はすぐに小さい町に広がり、見物に来る大人達の前でハミルトンは、ヘブライ語の聖書やギリシア語のホメロスを読んで、仰天させたりした。 十歳までにはこれにイタリア語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、サンスクリット語、ベルシア語が加わる。美しい景色を前に、高揚した気分を表現するのに英語では不充分とみると、ラテン語で即興詩を作ったりする。 十歳で十カ国語を読める、と息子自慢の父親はあちこちで喧伝する。ジェームズ叔父は学校の宣伝パンフレットに少年ハミルトンを紹介する。 彼の途方もない才能とエネルギーは、この常軌を逸した言語修得で消耗したわけではない。暗算少年として名を馳せる一方、十歳でユークリッドの『原論』を読み、十二歳でニュートンの『プリンキピア』を読み天文学に魅せられる。 ジェームズの指導方針は確固と.していた。まず国語、古典語、外国語をきっちり身につけさせ、野山で身体を鍛えさせ、その後に数学、物理、歴史、神学などを少しずつ習わせたのである。 抜粋了 (注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています) 3.本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと 言語教育を基礎に置く重要性 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、 ・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと を徒然に書す備忘録的ブログです 訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、 今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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