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カテゴリ:ビジネス本
生き物と言われる物以外が複製を繰り返し自己増殖をしている

こう書くとSF小説の出だしみたいですが、利己的な遺伝子 <増補新装版>では、これを大まじめに書いているからすごい

概念というものの、表現の幅の広さと今日紹介する文章の途方のなさ、かなりインパクトがあったので紹介したいと思いました。

簡単な要約は、
「頭の中に広がる情報を生物と同じように考えたら、その情報って生き物は複製もするし、世界中どこにでも増えることができるって考えられるよね、いとおかしWWW」だと思います

紹介したい言葉
296頁 別種の自己複製子と、その必然的産物である別種の進化を見つけるためには、はるか遠方の世界へ出かける必要があるのだろうか。

私の考えるところでは、新種の自己複製子が最近まさにこの惑星上に登場しているのである。私たちはそれと現に鼻をつき合せているのだ。それはまだ未発達な状態にあり、依然としてその原始スープの中に無器用に漂っている。
しかしすでにそれはかなりの速度で進化的変化を達成しており、遺伝子という古参の自己複製子ははるか後方に遅れてあえいでいるありさまである。

新登場のスープは、人間の文化というスープである。新登場の自己複製子にも名前が必要だ。文化伝達の単位、あるいは模倣の単位という概念を伝える名詞である。

模倣に相当するギリシャ語の語根をとれば〈mimeme〉ということになるが、私のほしいのは、〈ジーン(遺伝子)〉ということばと発音の似ている単音節の単語だ。

そこで、このギリシャ語の語根を〈ミーム(meme)〉と縮めてしまうことにする。私の友人の古典学者諸氏には御寛容を乞う次第だ。
もし慰めかあるとすれば、ミームという単語は〈記憶(memory)〉あるいはこれに相当するフランス語の〈meme〉という単語に掛けることができるということだろう。なお、この単語は、[クリーム」と同じ朧を踏ませて発音していただきたい。

旋律や概念、キャッチフレーズ衣服のファッション、壺の作り方、あるいはアーチの建造法などはいずれもミームの例である。

遺伝子が遺伝子プール内で繁殖するにさいして、精子や卵子を担体とし 体から体へと飛びまわるのと同様に、ミームがミームプール内で繁殖するさいには、広い意味で模倣と呼びうる過程を媒介として、脳から脳へと渡り歩くのである。科学者がよい考えを聞いたりあるいは読んだりすると、彼は同僚や学生にそれを伝えるだろう。

彼は、論文や講演の中でもそれに言及するだろう。その考えが評価を得れば、脳から脳へと広がって自己複製するといえるわけである。

私の同僚のN・K・ハンフリーが、本章の初期の原稿を手ぎわよく要約して指摘してくれているように、「…ミームは、比喩としてではなく、厳密な意味で生きた構造とみなされるべきである。

君がぼくの頭に繁殖力のあるミームを植えつけるということは、文字通り君がぼくの脳に寄生するということなのだ。ウイルスが寄生細胞の遺伝機構に寄生するのと似た方法で、ぼくの脳はそのミームの繁殖用の担体にされてしまうのだ。

これは単なる比喩ではない。たとえば「死後の生命への信仰」というミームは、世界中の人々の神経系の一つの構造として、莫大な回数にわたって、肉体的に体現されているではないか」。

神という観念を考えてみよう。それがどのようにしてミーム・プールの中に発生したかは明らかでない。もしかすると、それは、独立した「突然変異」によって幾度も発生したのかもしれない。

では、それはいかにして自己複製をおこなうのだろうか。語られることば、書かれた文字によってである。しかも偉大な音楽や偉大な芸術がその手助けをしている。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)

本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと
突拍子もない発想を大まじめに語ると結構心に残る

その他近況
明日どうしても話したかった人と話すことが出来ます。それによって人生が変わりそうです

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最終更新日  2009年04月13日 23時30分00秒
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