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カテゴリ:ビジネス本
弁護士に知人もいるし、良い人が多いのもよく知っているのですが、本日利己的な遺伝子 <増補新装版> 要約すると、 話し合えばもっとずっとよくなる答えがあるのに、弁護士を間に入れたせいで余計にこじれるようになってしまったよ だってこじれた方が弁護士儲かるもん…、なはずです これを読んで気を悪くした方いたらごめんなさいです 紹介したい言葉 343 民事「紛争」と呼ばれているものに、実際には大いなる協力の余地が残されていることがよくある。 ゼロサム的な対立のごとくみえるものを、ほんのちょっとした善意によって、双方に利益をもたらすノンゼロサム・ゲームに変えてしまうことができるのだ。 離婚について考えてみよう。いい結婚は明らかにノンゼロサム・ゲームであり、相互協力に満ちあふれている。 しかし、それが破綻したときでさえ、二人が協力を継続して、離婚をもノンゼロサム・ゲームとして処理すれば、利益を得られることを示す理由が山ほどある。 二人の弁護士に料金を払ってしまえば、まるで子供の幸福など取るに足らない理由であるかのごとく、家族の財政に衝撃を与えるだろう。 だから、良識と教養を持つカップルは、二人いっしょに一人の弁護士に相談にいくところからスタートするに決まっているはずなのだが… しかし、現実の答えはノーである。少なくともイギリスでは、そしてごく最近までアメリカ合衆国の五○の州のすべてで、法律上の、あるいはより厳密には(そして意味ぶかいことに)、弁護士自体の職業上の規約が、それを許さないのである。弁護士は依頼人として夫婦のうちのどちらか一人しか受け入れることができない。 もう一方はドアの前から追いかえされ、法律的なアドバイスをまったく受けられないか、別の弁護士のところへ行くことを強いられる。 そしてこのときから、茶番がはじまる。別々の部屋で、しかし同じ声音で、二人の弁護士はただちに、「われわれ」と「彼ら」について語りはじめる。 「われわれ」というのが、私と妻のことでないのはおわかりいただけるだろうか。 それは、妻と妻の弁護士に対立する私と私の弁護士のことを意味しているのだ。 この訴訟が法廷にもちだされると、現実に「スミス対スミス」という風に記載されるのである。その夫婦が敵対的だと感じていようがいまいが、思慮深く友好的であることに努めようと特別に同意していようといまいが、敵対するものと想定されているのだ。 離婚を「私が勝ち、あなたが負ける」戦いとして扱うことによってだれが利益をえるのか。チャンスは弁護士たちにしかありえない。 不幸な夫婦はゼロサム・ゲームヘ引きずりこまれてしまったのだ。しかしながら、弁護士たちにとっては、スミス対スミスの訴訟は、おいしいもうけのできるノンゼロサム・ゲームであって、スミス夫妻に支払いをもたせて、二人の弁護士は手のこんだ規定にしたがった協力によって、二人の依頼人の口座からしぼりとれるのである。 彼らが協力する一つのやり方は、相手側が受け入れるはずがないと双方がわかっている提案をすることである。 抜粋ここまで (注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています) 本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと 離婚になりそうになっても極力弁護士を雇わない その他近況 予想外の所から勝手にダメージを受ける。 その仕組みはひでぇだろっていうことがあったのですよ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、 本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと を徒然に書す備忘録的ブログです 訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、 今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月14日 22時24分56秒
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