|
カテゴリ:南西地方
南西地方 AOCフロントン シャトー・ラ・コロンビエール・トラディッション2004 Chateau La Colombiere Tradition Baron Francois De Driesen(?) ネグレット80% カベルネソーヴィニヨン & カベルネフラン20% 輸入:野村ユニソン 購入価格:1744円 色は味はやや濃い目のくすんだ赤紫。 香りはプラム、杉、アンズ、ナツメグ?ラズベリー? 抜栓40分でプラム、杉、シナモン、白砂糖、アンズ。 味は渋味と酸味。余韻に甘味と酸味。 抜栓40分で酸味が弱まり甘味が出てくる。余韻は酸味と渋味、やや苦味。 結構美味い。 ワイルドな香りと控えめながらも存在感がある渋味と酸味がユニークな印象を与える。 ネグレット以外の2割の葡萄はカベルネフランの印象の方が強いかな。 口当たりは少々薄く感じるが、香りが実にシュッドウェストらしく力強い。 抜栓15分位から徐々にプラム、杉の香りが強くなっていく。 味は抜栓40分で酸味が落ち着いてきてバランスが完成に至る感じ。 抜栓100分位で酸味が少し復活するが全体的に水っぽくなって、喉越し以外に特徴が見えづらくなる。 短所といえば口当たりの弱さにやや物足りなさを感じる部分かな。 飲み易いともいえるが同地方のタナ種やマルベック種に比べると味があっさりした傾向にある。 余韻も“厚さ”というよりは“しつこさ”という感じが強い。 香りにもクセがあって好き嫌いが分かれると思うが、まぁこれは地域の特徴だから仕方ないか。 「ネグレット種」という聞き慣れない葡萄品種に興味を持って買ってみたが、いかにも南西地方的な分かりやすいワインだった。 シュッドウェストワインを飲みたい、が香りはともかく濃い味は苦手という人向け。 馴染みの無い品種だから断言は出来ないがワインの寿命は短そう。出荷後大体5~6年か!? 香りの強さの割りには味がさほど濃くないので塩系のシンプルな味のつまみと相性がいい。 ガーリックラスクにブルーチーズ、塩をかけた野菜天ぷらとか。 あとは酸味との共通点を見出して豚バラ肉のグリルに岩塩と粒マスタード。 あっさり味のワインだからこってり系ソースの肉類とは合わないかも。 値段相応。 1700円台以下なら十分な出来。 これが2000円超えてくるとちょっと考えるかな。 コストパフォーマンス考えるとどうしてもこれよりビュゼ・ロッシュ・ディヤックを選んじゃう。 全体的な傾向がよく似ているから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/04/28 04:42:42 AM
コメント(0) | コメントを書く
[南西地方] カテゴリの最新記事
|