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ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2015/10/04
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Tenuta Di Burchino Chiudenda Bianco 2013.jpgTenuta Di Burchino Chiudenda Bianco 2013 glass.jpg

 イタリア トスカーナ州 IGTトスカーナ
 キウデンダ・ビアンコ2013 Chiudenda Bianco
 テヌータ・ディ・ブルキーノ Tenuta Di Burchino
 トレビアーノ70% ヴィオニエ30%
 アルコール分12%
 輸入:株式会社 徳岡 購入価格:760円(950円の特価20%off)


色は薄い金色。
香りはレモンの皮、石灰、ミント、シナモン、檜、青リンゴ、パイナップル?味醂?
味は酸味と苦味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。


香りはヴィオニエが効いてるのか、柑橘以外にもスパイスや甘い雰囲気が伴う。
酸味を軸に薄~く甘味を伸ばし、香りで補強しつつ余韻で緩やかに締める。
各要素総動員で、全体の構成を構築。

意外と(?)酸味が主張しており、苦味が無駄に伸びるのを牽制する様に付き合う。
最初の香りの柑橘感に、甘い雰囲気を持たせる果実香がふくらみを生み、独特の厚みを演出。

主役であり牽制役の酸味も、余韻まではなかなか届かない。
この苦味感がややしつこく、(実際高価いものではないが)安っぽさを出してしまう。
とりあえず、この辺はツマミ一つでどうにでもなるレベルだが。

総合的には、セパージュに忠実な、悪くない白ワイン。
トレビアーノの薄い果実感に、ヴィオニエの甘い流れが上手く合わさり、しっかりした出来に。
香りの出方には少々胡散臭いwものも感じるが、苦味の流れさえ制御出来れば、それなりに手堅いワインに。


軸になってる酸味を壊さない様に、それでいて酸の走りを適度に抑えられつつ、同時に苦味を無視出来る料理が適役。
ポークジンジャー、チキンソテー、豚カツに岩塩とか、アブラで酸を包める料理なら何も問題無い。
大穴でカレー。野菜カレーとか、酸に合わせてアブラの旨味を程々に利用出来るから、条件は満たしてる。

760円で値段相応。
元の950円でも相応と思えるが、味のノリと分かり易さに難が出たのか、伸び悩む部分も有る。
1000円弱でキャラを立てるにはw、最初の勢いが肝心。安い割に結構面倒なワインかも。



ラップで塞いで冷蔵庫保管し2日目。(抜栓20時間弱経過)
香りはカリン、アンズ、シロップ、蜂蜜レモン?水菜?
味は甘味と酸味を伴う苦味。余韻に薄い苦味と甘味。

酸味と苦味はやや後退し、甘味が顔を出してきた。
レモンティーっぽい雰囲気。
初日よりも香り幅や味の厚みは衰えたが、2日目の方が良い意味で安っぽくなった感じでバランスが取れてる。

酸は控えめ、苦味のしつこさも緩やかで、甘味が上手く引き立てられてる。
元々の出来は良かった様だし、手堅さがもっと広く薄く馴染んでいったみたい。
より万人向けで飲み易い雰囲気に。


料理はもっとシンプルなものに合わせる方向になっちゃったかな?
ごく普通のイタリア向きに、スパゲッティやらピザやら、ニンニクの香りとチーズの塩味に合わせる感じに。
でも1000円以下の安ワインだし、きっとこれで良いんだろうな。

これなら950円で値段相応。
最初からこの味なら納得の評価。

このワインならではの個性を出すより、公約数的な無難なワインに変わった方が好意的に飲めてしまった、というのには心情的に思う処が結構有るw。
だが良きにしろ悪きにしろ、その個性が有ったから印象に残ったという点は事実。
始めから無難な味だったら、きっとそれで終わってたと思う。





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最終更新日  2015/10/05 03:51:03 AM
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