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カテゴリ:日本産ワイン
ミュゼ・デュ・ヴァンシリーズではないアルプスの竜眼ワイン。 スペックとしてはMdV・善光寺竜眼と同様の様だが、NAC(長野県原産地呼称委員会認定)マークが付いてない。 NACマーク付とマーク無しの2タイプが有って、こちらは無い版という事か!? 長野県 塩尻市 信州産・地ワイン・プレミアム・竜眼2013 ShinshuuSan JiWine Premium Ryugan 株式会社アルプス Alps Wine 善光寺平産竜眼100% 低温でステンレスタンク発酵 フレンチオーク樽熟成5カ月(新樽率30%) アルコール分12% 購入価格:1278円 色は非常に薄い黄色。 香りはレモン、クリーム、バニラ、百合、ミント?生姜? 抜栓10分程で柚子の皮、ビスケット、キャベツ、銅、ラムネ、大豆、薄めた蜂蜜? 味は酸味と薄く苦味を伴う甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 抜栓20分程で苦味と苦味を伴う薄い酸味。余韻に薄い苦味と酸味。 MdV・竜眼と比べて香りは大差無いと思うが、味はちょっと粗いかも。 以前飲んだのとヴィンテージは違うし瓶差も有るだろうから、気のせいとも思えるが。 酸味がハッキリと出ており、樽熟による甘い香りが上手く味に幅を持たせている。 全体では薄味傾向だが、粗い雰囲気ながらも酸の勢いが有り、これが独特の飲み応えを出す。 味自体は悪くないけど、味の出方が どこか一直線な感じで、拡がりがない。 個人的には これ位ハッキリとしてた方が分かり易くて嫌いじゃないけど、MdV・竜眼で見えた繊細さは何か弱い。 時間経過で妙に安っぽく変わっていってる様な・・。 柑橘要素が生臭い感じだったり、金属っぽい香りも出てきた。 味も果実感が衰え、変な甲州よりは厚みが有るものの、過度にニュートラルな雰囲気。 良く言えば少し熟成した白ワインみたいだが、これ飲み手に好き嫌いが出る味だと思う。 瞬発力は有ったが、時間経過で落ちるのが早い。 竜眼ワインの美味さは分かるが、竜眼ワインの長所は活かしきれてないっぽい。 多人数で少量飲むなら この信州産プレミアム・竜眼で充分と思うが、少人数で1~2杯をじっくり飲むのならMdVシリーズの竜眼の方が繊細さと穏やかさが有ってオススメかも。 基本は甲州ワインの延長で問題無いと思うが、甘味と塩味が合わさった料理が最適。 シンプルな和食よりも、洋食の前菜向け。塩とオリーブオイルの組み合わせがいい。 イタリア(例えばソアーヴェとか)の白ワインの雰囲気に非常に近い。 ただ、同価格のイタリアよりも上出来のレベルと思う。 値段相応。 MdV・竜眼の方は+100円~200円だから、目的と好みに合わせて選ぶ事は出来る。 今回のワインはMdVシリーズのマイナーチェンジ版と思って良いな。 甲州ワインよりも、酸味やボディが明快なのが竜眼ワイン。 個人的には甲州より好きなんだが、マイナー品種なのか、メーカーになかなか商品が無いw。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/06/18 04:18:12 AM
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