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テーマ:映画館で観た映画(8356)
カテゴリ:映画の感想
「ナイトミュージアム」を観て来ました。
この映画はお手軽コメディ映画なので、終始リラックスして観れたのは良かったんですが・・・、正直言って、めちゃくちゃ面白かったと言う事も無かったです。所々笑えて普通に楽しめましたけどね。 「夜になると博物館の展示物が動き出して大騒ぎを起こし、朝日が上る前に元の展示物に戻る」と言う設定は、幼稚園児には、夢の有る楽しい展開なので受けそうですが、「オモチャのチャチャチャ」の”博物館バージョン”みたいなものですから・・・ストーリーの広がりもスケールもちっちゃいです!
私がこの映画の「ナイトミュージアム」と言うタイトルから想像していたような、ワクワクするようなミステリアスな世界へはワープしませんでした。ほんとにただの夜の博物館でしたわ(苦笑)。それぞれの展示物の本当の世界へワープしてそこでそれぞれの問題を片付けて博物館に帰ってくるとか言うストーリー展開を想像していたので、ちょっと残念な内容でした。(勝手な思い込み厳禁!(笑)) それに物語の最初の部分は、語り尽くされた感の有るお決まりのストーリー展開でした。何をしてもダメな男が、妻に離婚され失業中。その別れた妻はお金持ちの成功者の男性と再婚して子供を引き取りリッチな生活で幸せに暮らしている。 一方の元夫は、離婚してより一層ダメダメ振りを発揮して、まともな仕事にさえ就けず元妻や子供にも愛想をつかされ気味。そこで一念発起して名誉挽回しようと頑張るが空回り!ほんとに、ここの所のシーンはいろんな映画で何回も観た様なシチュエーションなので眠かったです。 夜の博物館での恐竜のスケルトン模型や動物の剥製、ロウ人形などが次々に動き出して騒動を起こすシーンは、さすがに今のVFXなら何でも出来てしまうのを実感!恐竜はスケルトンなのに可愛さが有ってリアルでした。 主演俳優のベン・スティラーさんの映画は、私は「ミート・ザ・ペアレンツ」の1と2しか観てないのですが、コメディ俳優さんらしいですね。アメリカのコメディ映画って微妙なセリフの面白さが日本語に訳されると伝わり難いと思う。文化の違うコメディを字幕で日本語表現するには限界が有りますね。 それにアメリカの歴史認識も普通の日本人には分からない事も多いと思うから、博物館に展示されている歴史上の人物や史実に基づいたエピソードにもイマイチ乗れない! そこが、私の中でこの映画が「普通に面白かった。」と、普通レベルで終ってしまう要因かもしれません。決して面白くなかった訳ではないのですが・・・もうひとひねり欲しかったと言う感じです。 ★迷惑TB対策の為にTB設定をOFFにしています。TBをして頂ける方は、 申し訳有りませんがこちらのブログの方へお願いします。⇒「Cinema Chips」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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