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カテゴリ:チェロ
弓を持つ手に汗をかいて弓が滑って困る時がある。逆に乾燥肌で滑る時もある。
ところで野球のピッチャーはロージンバッグなるものを持っていて、投球時に球と指がしっかりくっついて意図した回転が球に加えられるようにしている。ロージンすなわち松脂である。 とすれば弓を持つ手にもロージンをちょっとつけてやると、上記のような場合に有効なのではないか?松脂は弓につけてあるし、当然弦にもくっついている。弓に触るのはよろしくないので、弦にまとわりついている松脂をちょっと指につけてやると・・・さっき試してみたが、なかなか有効である。 ステージ上の照明が暑い場合や、緊張から手指に汗をかいた場合にどうなのかはためしていないが、結構いいような予感がする。昔、山登りの現役だったころ、岩登りをするときにはロージンならぬチョークの粉(登山道具専門店で売っている)をバッグにいれておき、岩をつかむ指手が汗や油ですべらないようにここぞというところでチョークバッグに手をつっこみ、手を真っ白にして岩に挑んだものだった。 したがってチョーク(白墨)の粉も汗をかきそうな時にはいいかも。でもチョークはチェロを弾く時には通常持ってないから、やはりロージンがいいかな。 さて1日のレッスンはシューマンに有効とのことでムッシュからDotzauerの14番を命ぜられた。例の重音がたくさんでてくるものだ。自分では音程があっているつもりでもムッシュに指摘されるとたしかにちょっとずれている所がいっぱいある。小指や薬指で2弦にまたがって押さえるのは、なかなかコツがいる。肉の薄い所で押さえないとなかなか音が出ない。 幻想小曲集第1楽章の2回目は、終わりがけにピアノ伴奏で弾かせていただいた。伴奏があるとやっぱり俄然それらしくなる。再来週までに暗譜せねば。 石垣島の花 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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貴殿のやっておられることは滅茶苦茶です。指に松脂を付けて弾くというのは、弓の劣化を増長させているのと同じ事です。練習後は弓に付いた手の汗や汚れ、松脂を綺麗に拭き取らなければならないのに、わざわざ汚れをなすりつけているのと同じ事です。それでは弓の劣化が早くなってしまいます。それ以外にも以前に書いてありましたが、右親指が痛いからという理由で弓を削ったり、駒を自分で削ったりなど言語道断です。貴殿には楽器に対する愛着が無いように見受けられます。反省を求めます。
(2007年12月08日 07時12分33秒)
楽器職人さん
>貴殿のやっておられることは滅茶苦茶です。指に松脂を付けて弾くというのは、弓の劣化を増長させているのと同じ事です。練習後は弓に付いた手の汗や汚れ、松脂を綺麗に拭き取らなければならないのに、わざわざ汚れをなすりつけているのと同じ事です。それでは弓の劣化が早くなってしまいます。 ご忠告ありがとうございます。ふとした思い付きで書いてみましたが実際にはその後やっておりません。 もちろん使用後にふき取ることは励行してますよ。 >それ以外にも以前に書いてありましたが、右親指が痛いからという理由で弓を削ったり、駒を自分で削ったりなど言語道断です。 これもさすがに現在使っている私にとって高価な方の弓では実行してませんし、このごろではようやく痛くなくなってきました。駒を自分勝手に削ったことについてはお師匠さんからもお叱りを受けました。これについては使いながら様子を見て不具合があれば新しい駒に交換するつもりですが・・・ >貴殿には楽器に対する愛着が無いように見受けられます。反省を求めます。 やっぱりそう見受けられますか?自分では決してそんなつもりはありません。大事に思っていますし、交換不能な部分については一切手をつけていません。むしろ自分でもいじってみることで、楽器に対する理解や愛着は深まったと思っています。こわごわ腫れ物に触るような態度が必ずしも楽器を愛することではないと思っています。ご安心ください。 それにしても丁寧にお読みくださり感謝してます。今後とも歯に衣着せぬご批判、歓迎です。 ----- (2007年12月08日 23時03分15秒) |