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カテゴリ:ジャズ以外の音楽
昨日アップした記事
最近買ったレコード "浅川マキ / Live" (日本盤 Express ETP-8167 オリジナル盤) ではレコード再生用カートリッジに我がAudio System(苦笑)の標準カートリッジであるDENON DL-103を使用して聴いた印象、感想を書きました。 浅川マキの音楽なら優等生的、NHK的なDL-103よりも周波数レンジは狭くてもJazzyな雰囲気をより強く再現・表現できるOrtofon MC10の方がマッチしてんじゃね~~、と思ってカートリッジを昨夜寝る前に交換しB面最後の今田勝のピアノだけをバックにした曲(B6 さかみち)を聴きました。既に酔っ払っていたので昨夜の印象はパスしますが、今夜Ortofon MC10を使ってA/B面をVictor Studio Monitor ヘッドフォンでじっくり聴きました。 このレコード、なかなかよかね、っていうレベルじゃなかですな。相当よかですわ。かなりよかですわ。というか、「名盤」かもね。浅川マキの長年のファンから「お前、何を眠たいことほざいとんじゃ、このアルバムは傑作に決まっとろうもん!」とお叱りを受けそうですな(苦笑 カートリッジの違いが聴いた印象に影響してるかどうかは全く不明ですが(オイオイ)、浅川マキってめっちゃ歌上手いんですな。正直初めて認識しますた。。。 ライブでの歌の安定感、音程の狂い・ふらつきが皆無、まぁプロの歌手なら当たり前の事なんですが、スローな曲ほどそれらはプロにとっても難しいように私は思っています。当時の歌手のライブ録音にはそうでない場合も多かった気がしますわ。 昨日の記事で引用した"のすたるジジイ"氏の >このライブの今田のピアノは鋭さがなくてつまらぬ。 には全く同意できないことが判明しますた。歌伴なんだからピアノが無闇に鋭くてもバランスが崩れるし、今田勝はとろいピアノを弾いてるわけでは全くないと私は聴きました。歌伴として超名演かといえば、そこまでは思わないけど一級品の歌伴ピアノでしょうよ。まぁ、自身がピアニストの"のすたるジジイ"氏は強いコダワリがあるんでしょうな。 で、今更かよ!って言われそうですが、「A6 かもめ」はワルツ(三拍子)なんですね。さっき始めて気づきました(苦笑)。お前、元5流ドラマーじゃないんか?って言われそうですけど・・・。なかなかの名曲ですね。 作曲は山木幸三郎、作詞は寺山修司(有名な詩人、劇団「天井桟敷」の創設メンバー)で、残念ながら浅川マキの作曲ではないですな。あ~~、山木幸三郎を私は全く知りませんでしたが、ジャズのビッグバンド「宮間利之とニューハード」のギタリストであり作編曲家なんですね。ビクターでのデビューシングルのA面の曲は小林亜星作曲ですが、B面の曲(アーメンジロー)は山木幸三郎作曲ですね。その頃からの関係があってこそ、「かもめ」という名曲が生まれたのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/04/11 12:26:47 AM
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