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地を這う虫

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2023/04/09
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カテゴリ:ジャズ以外の音楽
浅川マキの歌は若い頃からラジオで何度も聴いたことあります。雰囲気のある歌手で悪くない印象でしたがジャズのレコードを買うだけで財政上精一杯なので買おうと思ったことはありません。
学生時代、女性歌手好きの奴とたまたまスナック(笑)で一緒に飲んだ後彼のアパートに泊めてもらった時、彼女のレコードを片面聴かされた記憶があります。どのアルバムだったかは覚えていません。

去年の秋頃、仕事で車を運転する機会が多い時期にAMの朝日放送で番組パーソナリティの桑原征平が浅川マキのライブに行った際の事を熱く熱く(笑)語っていました。詳細は忘れましたが、新宿のどこかでのライブの話だったかな~~。で、どのライブ盤アルバムなのか判りませんが、彼女の有名な曲「夜が明けたら」のライブバージョンをかけました。これが結構良かったんですね。なので、ネットオフ等で中古CDを探したのですが、ほとんど在庫がないんですな。新品も在庫がない、というか廃盤になってるんでしょうな。メルカリでもライブのものは出品がほとんどないし、あったらプレミア価格です。そこまでして買う気はありません(苦笑

YouTubeで浅川マキのライブ盤を色々聴きまくったわけでは全くないが、ライブの最初のアルバム「Live」を聴いたら結構良かった。バックバンドにジャズ畑のPianist今田勝、Bassist稲葉国光が参加してるのも魅力だし、同じくジャズ畑のSax、Flute吹きが参加してるのも良い。

昨日用事があって車で出かけたので、帰りにすこし寄り道してハードオフに行きました。中古レコードの枚数が多いいつもの店ではなく、あまり在庫がない別の店に久しぶりに行ってみました。

目的は門あさ美のレコードが入荷してないかな~~、だったんですけどね。オーディオ機器の新入荷品をチェックする意図もあったんです。こっちはヘッドホンアンプのお買い得品がないかな~です。まぁ、ハードオフはオフモールというネット販売もしてて売れそうな程度の良い商品はネットに上げているから、そっちでチェック済み。だからほとんど期待薄なのが実情(苦笑

洋楽レコードには掘り出し物、興味あるものは皆無。邦楽レコードには白井貴子の「Do For Loving」が480円でジャケットもほとんどイタミ・シミがない状態。結構興味しんしん。山下久美子の3rdアルバム「雨の日は家にいて」があり、これも480円でジャケットの状態は良い。白井貴子のは若い頃レンタルレコード屋で借りたことあるような気がする。何よりジャケットの白井さんがかなり魅力的です。彼女は私のタイプです(笑

てなことを思いながらレコードをどんどんチェックしていくと、浅川マキの「Live」発見!!
ジャケットの状態は結構良い。イタミ・シミがほとんどない。端っこの方に少し痛みがあるくらい。帯(オビ)はないが、私は帯には全く頓着しない。日本盤のジャズレコードも結構多く持っているが、全て帯は買った直後に捨ててます。アルバムジャケットのデザインを阻害する帯は邪魔者との立場です。勿論、レコードを売却する際は帯があった方が高値で売れることは昔からそうだったのですが、帯なんぞをレコードにつけたままにするなんて、ジャケットデザインをてがけたデザイナーに失礼過ぎるでしょうという立場です(笑
これは結構マジでそう思ってますよ。
まぁ最近買った帯付きの中古レコードはそのまま残してますけどね(オイオイ
で、値段は1980円。う~~~ん高い!!

メルカリで調べたら帯なしでも2000円以上はしますな。ここで買わなかったら次回いつ出会えるかわからんし、ジャケットの状態は結構良い。盤面はレジで検盤すればよいだけ。決断しますた。レジに持っていき検盤しよう。

結果、盤面は問題なし。キズは皆無。変な油汚れ、スプレー吹き過ぎな感じは全くなし。買いました!!




一面にメンバー人ずつの写真を入れた(ただし、Guiterだけは二人で一面)立派な10頁のブックレット付きです。その中に載ってたライブのポスター写真↓




浅川マキの音楽、歌や曲は真っ昼間に聴く雰囲気では全くないので、昨夜Victor Studio Monitorヘッドフォンで両面を真面目に聴いてみました。

なかなかよかです。Acoustic Guiterのみをバックにした歌・曲も良いし、今田勝、稲葉国光、市原宏祐(flute)、つのだ・ひろ(drums)が加わったJazzyなバンドをバックにした歌・曲も良いです。個々の曲についてアレコレ書くのはもう疲れたから省略します。解説する能力自体持ってないし(苦笑)。ただ、つのだ・ひろが目立つ曲での彼のDrummingは好きではないです。昔からつのだ・ひろのDrumsを上手いと思ったことがありません。彼をJazz Bandに最初に抜擢したのは渡辺貞夫だったと記憶します。

ということで、Jazz専門ブロガーさんの中で音楽を聴く耳の信頼性が高いと私が思ってる"のすたるジジイ"氏のブログ記事を紹介しておきませう。

"のすたるジジイ"氏のアルバム評は↓

MAKI LIVE/浅川マキ

ジジイ氏は文章がうまく元フリージャズ・ピアニストであるので音楽を聴く耳は鋭く的を射たコメントを書かれる。まぁ、私と感性が合わない部分も当然ありますが(苦笑

一部を引用させてもらいます。

>当時の若い連中のVINYLで“共演したい”と
>アタシがおもえるのは唯一、森田童子かな。
>浅川マキには不思議な魔力があることは認めるが
>あまりにも“70年代東京”すぎている。


森田童子か~~!

カーリーヘアーに大きなサングラスで顔出しNG、経歴不詳(だったかいな?)、儚げな歌声、メロディー、暗い海の底に沈み込んでいくような暗い詩・歌・曲、- そう言えば朝ドラ「舞いあがれ!」で古書店デラシネの元店主(芥川賞作家・芸人の又吉直樹が演じた)は誌を書くということは暗い海の底に自分が沈んでいって自分の詩を見つける苦しい作業だ、てな主旨のことを語っていたな~~ -、の個性派シンガー・ソングライターだったな。彼女に固定ファンが多くいたと思いますが、一般層にもメジャーになったのは、TVドラマ「高校教師」の主題歌に採用された「僕たちの失敗」のリバイバルヒットによるものでしょう。ようしらんけど。
この歌、私は一応昔から知っておりますよ(キリッ!

>このライブの今田のピアノは鋭さがなくてつまらぬ。
>あの当時の日本のJAZZはやはりエネルギーだけが空振りしてたな。
>“空振りのエネルギー”の1970年という印象が強い。
>アタシは東京の大学に行かなくてほんとによかったよ。


昨夜一回通しで聴いただけだから、今田勝のピアノが前面に出てくる曲ってあんまりなかったような気がするのが間違いかどうか自信なし。ただ、最後の曲B6の「さかみち」は今田のピアノのみをバックに歌った曲だったはず。この曲の今田のピアノは特別良かったと記憶はないが、決して悪くなかったですよ。

あ~~~。収録曲の中で私が注目したのはB2の「死春記」。おどろおどろしい曲名ですな。作曲は浅川マキで、作詞は真崎守。真崎守ってあの問題作「光る風」を書いた漫画家じゃなかったっけか??

ネットで調べたら大間違いでした(苦笑)。「光る風」は山上たつひこの作品でした。山上たつひこはこの作品の後に革命的ギャグ漫画「喜劇新思想大系」を発表し、その後には超ヒット作「がきデカ」を生みました。私の記憶の中で真崎守と「光る風」がなぜリンクされたのか不明ですな。Wiki.で真崎守の作品をチェックしたけど読んだ記憶がある漫画はないんだけど・・・(苦笑)。「死春記」は彼が1971年に発表した連作漫画のタイトルでもありますな。

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※ Wikipediaから関連情報を抜き出して以下に貼っておきます。
 ・光る風(『週刊少年マガジン』1970年4月26日号~11月15日号)
 ・喜劇新思想大系(『別冊マンガストーリー』『マンガストーリー』1972年9月16日号~1974年3月9日号)
 ・がきデカ(『週刊少年チャンピオン』1974年10月21日号~1980年12月22日号、1989年10月27日号~1990年11月8日号、2009年4月23日号)

 『光る風』(ひかる かぜ)は、山上たつひこが1970年4月から11月にかけて「週刊少年マガジン」に連載した近未来ディストピア漫画。作者の初期の代表作である。軍事国家化が進む架空の近未来日本を舞台とする。「愛国心」という名の狂気へと突き進む政府、狡猾に操る巨大権力、簡単に洗脳され人間性を失って行く国民。抗おうとする若者たちは容赦なく踏みにじられていく。

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 真崎 守(まさき もり、本名:森 柾(もり まさき)、1941年3月10日 - )は、日本の漫画家、アニメーション映画の演出家、脚本家、監督

 ・『連作/死春記』- ヤングコミック1971年1月27日号から6月23日号までの間に全6話掲載。

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B2 死春記(作詞:真崎守)の歌詞が暗すぎる(汗 ↓




Discogs記載の情報を適宜編集して以下に貼っておきます。

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浅川マキ-Live

レーベル: Express ETP-8167
フォーマット: レコード, LP, Album
国: Japan
リリース済み: 1972年3月5日




収録曲
A1 別れ
   Written-By, Lyrics By 浅川マキ* 4:11
A2 赤い橋
   Lyrics By 北山修*
   Written-By 山木幸三郎* 3:54
A3 にぎわい
   Lyrics By 浅川マキ*
   Written-By かまやつひろし* 4:38
A4 ちっちゃな時から
   Lyrics By 浅川マキ*
   Written-By むつひろし 2:33
A5 朝日樓(朝日のあたる家)
   Lyrics By [Japanese] 浅川マキ*
   Written-By Traditional 6:20
A6 かもめ
   Lyrics By 寺山修司*
   Written-By 山木幸三郎* 4:42
B1 少年
   Written-By, Lyrics By 浅川マキ* 3:31
B2 死春記
   Lyrics By 真崎守*
   Written-By 浅川マキ* 4:07
B3 ピアニストを撃て
   Lyrics By 寺山修司*
   Written-By 山木幸三郎* 3:47
B4 オールド・レインコート
   Lyrics By [Japanese] 浅川マキ*
   Written-By Rod Stewart 3:21
B5 ガソリン・アレイ
   Lyrics By [Japanese] 浅川マキ*
   Written-By Dave Grusin 5:55
B6 さかみち
   Written-By, Lyrics By 浅川マキ* 4:09

会社名など
録音 Kinokuniya Hall
製造元 Toshiba Musical Industries Ltd.

クレジット
Acoustic Guitar 萩原信義*
Acoustic Guitar [Twelve String] 杉浦芳博*
Bass 稲葉国光*
Drums つのだ・ひろ*
Flute, Percussion 市原宏祐*
Piano 今田勝*

ノート
Recorded live on December 31, 1971 at 紀伊國屋ホール (Kinokuniya Hall), Shinjuku, Tokyo.

1st issue. \1800 on obi and rear.
Single sleeve with obi and lyric insert, also accompanied with 10 page Picture Booklet which is as large as LP sleeve.

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A2 赤い橋 (バックはAcoustic Guiterのみ)
"Maki Asakawa 浅川マキ 「 赤い橋(歌詞付) 」"


A3 にぎわい (バックはAcoustic Guiterのみ)
"Maki Yamasaki Live"


A5 朝日樓(朝日のあたる家) (バックはAcoustic Guiterのみ)
"浅川マキ 朝日樓 朝日のあたる家 Live"


A6 かもめ (バックはPiano、Acoustic Guiter.、Electric Bass、Drums、Flute)
"Maki Asakawa (浅川マキ) - かもめ (Live, 31 December 1971)"


B6 さかみち (バックはPianoのみ)
"Maki Asakawa 浅川マキ「さかみち」"



浅川マキのデビューレコードはシングル盤の東京挽歌/アーメンジロー(Victor – SV-1001、1967年4月5日リリース)だそうです。さっき始めて知りました(汗

↓はB面のアーメンジロー
"Maki Asakawa - Amen Jiro"


↓はA面の東京挽歌
"Maki Asakawa - Tokyo Elegy"



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"森田童子『ぼくたちの失敗』 1976年"


"Takako Shirai - Do For Loving [1981, Album]"
頭から5曲くらい聴いたけど、なかなよかですね。次回店に行った際に未だ売れ残っていたら買おうかなぁ。480円なんだし。






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Last updated  2023/04/11 11:48:09 PM
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