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テーマ:レンタル映画(817)
カテゴリ:テレビ・映画・ビデオ・観劇
昨日、レンタルビデオが39円ということで借りてきたもの。
この映画については全く知らなくて、 「はずれでありませんように・・」と思いながら見た。 というのは、フランスの映画には時々、 見た後にとても重苦しい気持ちになるものがあるので・・。 (フランス映画への偏見かもしれないけど・・) さて、パティニョールおじさんの感想は、「期待以上にGood!!」。 1942年、ユダヤ人の一斉検挙が始まったフランスが舞台。 気の良い肉屋のパティニョールおじさんが、 ふとしたことから隣人のユダヤ人の検挙に関わってしまい、 その家の少年といとこをかくまうことになってしまう。 最初は迷惑なことになってしまったと思っていたおじさんも、 少年達との関わりの中で、彼らの逃亡を必死に手助けすることになってゆく。 政治にもイデオロギーにも無関係に生きている普通の庶民は、 身近に起きている理不尽なことにもあまり深く考えることもなく、 自分たちの生活を守ろうとするのが一般的である。 このパティニョールおじさんも、面倒なことには極力関わりたくないと考えている、 多少(いや、かなり)奥さんの尻に敷かれている男だったのだが・・。 戦争という状況の中で、個人はどのように生きるのだろうか。 強いものにつくことで自分の身を守るのか、 正義感や信念に忠実に生きて命も危うくしてしまうのか、 難しいこととは無関係に、ただ隣人愛に突き動かされて行動するのか。 あるいは、ひたすら面倒なことには関わらないように無関心を貫くのか。 この映画の中の様々な人間模様を見ながら、 私はどの人に一番近いのだろうと考えてしまった。 できることならパティニョールのように イザという時には体を張って誰かを助けられる人になりたいけれど、 人並み以上に臆病な私には無理だろうなあ。 せめて、逃亡中に出会った農婦のように、 誰かをこっそりとでも助けられる人になりたい。 それよりも何よりも、その様なことが起きない世の中であって欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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お邪魔いたします。(去年からお邪魔はしてますが)
去年の6月頃から通信で大学で学ぼうと思い(知り合いが学校に一度も行かずして卒業できる大学に入学したので)、色々と調べているうちにこちらのサイトと出会いました。 知り合いの学校は、どちらかと言ったら主婦対象。家庭や教育などを主に学び、私には全く興味の無い分野でした。(歳はいってるけど行かず後家です) スクーリングなどで自宅学習だけではすまないけど、幅広く学べると言う事を、みらいさんのサイトのおかげで実際に確認できました。 ありがたかったです! まだまだ始まったばかりで、これから参考にさせていただく事も多いと思いますので、これからもよろしくお願いします。 普通過程の文3ですが、文1だったのかな、と思っています。 パティニョールおじさん も分類すれば文3に入りますよね。近頃は類の分類に思いをめぐらせています。 (2005年04月05日 17時05分33秒)
Ivy seedさん、ここでははじめまして。
私も時々お邪魔していました。 >去年の6月頃から通信で大学で学ぼうと思い(知り合いが学校に一度も行かずして卒業できる大学に入学したので)、色々と調べているうちにこちらのサイトと出会いました。 そうでしたか。参考になったのなら、とても嬉しいです。 >まだまだ始まったばかりで、これから参考にさせていただく事も多いと思いますので、これからもよろしくお願いします。 私の体験も、日々過去の時代遅れのものになっていると思いますので、その程度に読んでくださいね。 >普通過程の文3ですが、文1だったのかな、と思っています。 パティニョールおじさん も分類すれば文3に入りますよね。近頃は類の分類に思いをめぐらせています。 私たちの生活は、全ての類や分野に関連しあっています。 勉強していた時も、ある科目で学んだことが全く違う科目の役に立ったことも多く、だからこそ学ぶことは面白いなと思いました。 (例えば、「地学」で地球システムについて理解したことが、「社会学や社会心理学」を考える視点の基礎になりました) 「パティニョールおじさん」は、まさに「哲学」「史学」「文学」いずれの視点でも論ずることが出来そうですね。 (2005年04月06日 08時56分27秒)
>私たちの生活は、全ての類や分野に関連しあっています。
そうですよね、単純じゃないですよね。 とりあえず、後々に類変更の必要性が出てきた時に考える事にして、とりあえずは総合科目から進めていくことが先決ですね。 >(例えば、「地学」で地球システムについて理解したことが、「社会学や社会心理学」を考える視点の基礎になりました) 保健衛生にも通じてました。環境汚染は公害病に通じているので。オゾン層破壊は皮膚癌にも。。。 この事により、これから色んな科目で関連が出てくると知らされました。 >「パティニョールおじさん」は、まさに「哲学」「史学」「文学」いずれの視点でも論ずることが出来そうですね。 そうですね。単なる文学だけじゃなく歴史だし思想にも絡みますしね。 まずは試験だ!あと数日。どこまで進むか。 持ち込み可に甘えて、撃沈したりして。 (2005年04月06日 10時07分49秒)
Ivy seedさんへ
>まずは試験だ!あと数日。どこまで進むか。 >持ち込み可に甘えて、撃沈したりして。 試験は次の土日ですか? 試験前一週間の焦りと緊張を思い出します。 とにかく、最後まで答案としがみついてください。 私などは若い人から比べたら記憶力は悪いはずでしたが、必死になるとヒョッコリと何かを思い出すということもあります。 持込可の場合は、問題と解答がずれていなければほとんど大丈夫だと思いますが、「楽勝!」などという油断が落とし穴になることも・・。 頑張ってくださいね。 (2005年04月06日 11時50分35秒)
>「パティニョールおじさん」は、まさに「哲学」「史学」「文学」いずれの視点でも論ずることが出来そうですね。
私はホームスクールしてましたが、通信教育というのもそういう点では似てますね。お散歩に行っても、3教科くらいの学習にしてしまえます。教科書はなし。小学3年生から4年生だったので、何をしても何かの勉強になっていました。 (2005年04月06日 17時08分40秒)
てぬきねこさんへ
>私はホームスクールしてましたが、通信教育というのもそういう点では似てますね。お散歩に行っても、3教科くらいの学習にしてしまえます。教科書はなし。小学3年生から4年生だったので、何をしても何かの勉強になっていました。 ホームスクール体験者だったのですか。 いつか、その頃の体験を詳しく教えていただきたいです。 ----- (2005年04月07日 08時44分00秒)
この間の三月に法学部を5年で卒業しました。難しい学部でした。しかし普通課の学生さんに普通課より難しいとといわれて、余計に頑張る張り合いが出たのは、スランプだった二年前です。専門課程の奥深さは計り知れないものが有り、先生の講義をスクーリングで受けると勉強のコツはつかみやすいらしいのですが、とにかく様々に判例を見て裁判所で膨張もしました。英語で仕事をしており、傍聴も外国人と日本人の関係のものを桜田門で選びました。
残念なのは、学内と学外のマナーで気になる事があるので書きます。私は通信という課程があってよかったと感じています。仕事をしながら学ぶスタイルは望ましいものでした。アメリカならばアルバイトをしながら、途中休学をして就職をして、また研究室に戻る学生、学内の託児所に入れて通う学生等様々な姿があるわけですが、日本は風土ですから、進学校に小学校から通いあるいは予備校から18、19歳ぐらいでどっさりと一気に大学に親のお金で入っていきます。私も短大時代は親にお金を出してもらって優雅な学生生活を真面目に送ったものです。(続く) (2005年04月12日 09時26分03秒)
(続き)しかし学びたい気持ちは労働と勉強という苦学を苦学と感じさせませんでした。(ここが私の恵まれたところだと思います。)イギリスは殆どが国立大学です。全国共通試験を受けて自分のいける大学へ行きますが、学費は無料(ヨーロッパは他にもそのような制度の国があルト思います)但し寮費、生活費がかかりますから、高校で全国共通テストを受けた後も数年働いたり外国へ行ったりしてから入学するケースもあるようです。その彼らが日本の受験制度に疑問を持っているのはいうまでもありません。慶應外国語学校の某教師は、外国人ですから御自分で働いて大学に行ったと自慢しています。日本人はそうではなく親のお金でしょ?というわけです。その通りです。考え方は人それぞれです。とにかく、日本とアメリカの差別意識の激しいのには辟易とするのですが、勉強に年齢が関係ないことは通信学部で見ての通りです。また夜学か普通課か通信か、見ての通り別れています。学ぶスタイルが違うのは当然です。しかし、毎年スクーリングの時期におじさんおばさんが来るから嫌だ!という普通課の学生の発言を聞きます。また通信性の中にも年配者がいるからクラスが面白くなかったなどと言う方もいました。
また年配の方でも若い方へ意地悪な発言をされる方もいました。程度がすぎると誹謗中傷であり犯罪であることを知るべきだと思います。 十人十色生活の重点が違います。そのときに何が出来るのかは違います。ご自分の物差しだけで人をはかり余計な事を中傷の為に言うのは、犯罪です。 私38年生きてきて、たまに外国にいまして、心を割って話せる友人は外国の友人しかいません。明るくて励ましてくれます。褒めてもくれます。日本人は、私の知る限り次の通りです。 (2005年04月12日 09時26分35秒)
まず、通信生について言えば、私の過ごした5年間で2名だけ通信課程だと差別されるという発言をされた方がいました。この方々は塾生で大変な時期、今から御自分の卒論という大きな命題に取り組まなければならないのに差別観念に苦しんでいらっしゃったようです。悲しい事です。社会的には成功されていると思われるこのような方々の発言は残念な気がいたしました。しかし日本では様々な差別が存在する事も確かです。なぜそれに対して適切に対応し解決していこうとなさらないのだろうかと残念でした。 私は学歴で仕事をした覚えがこの38年間ありませんから気にはなりませんでした。自分の持つ簿記やTOEICの資格で正しく仕事をしてきましたし、大手では業界共通テストにおいては大卒よりも優れていたために一目置かれて、そのおかげで大学へ入学する際も支店長が転勤をさせてくれたのです。(職無しで行くと大変だからとの優しさでした。給与はアルバイト程度でしたが、たしかに無いよりはましの3ヶ月は入学の為の論文を書いたりできてよかったと思います。私は経営者としての経験を20代で持っていましたが、差別といえば最近の大卒者の意識に賃金差別があることは感じました。しかし適切な資格を持ち仕事を処理しているのは誰かは誰でもわかります。ここにお金とは比例しない実力主義がある事を私は知っています。(続く)
(2005年04月12日 09時35分31秒)
慶應は良い大学です。普通課の知り合いの方々も外国語学校でご一緒するとマナーが良くてよい方々しかいませんでした。そして普通課の皆さんも職を得るためご自分の道へ進む為並々ならない努力をされているのです。大学名だけでは生きていけない現実を良くご存知です。その切磋琢磨する場において通信だからと卑屈になることは他の学生や塾員を侮辱することにもなるので謹んでいただきたいと思います。またご自分でよく問題意識を持って知識を得なければ世の中では様々なことがありますから学歴や職種だけでは生き抜けないこともここで述べておきたいと思います。日本は世界の中の小さな国です。果たして実力を発揮する世界において学歴や学校名、そして学部が関係するかどうかは私は一概にそうだとは言えないと思います。ここでこのようなことを書く自分も情けないものがありますが、とにかく勉学の場でくだらない事を言って人に迷惑をかけるのは自分の足を引っ張るのと同じ事だと知っておいていただきたいと思います。ひたすら頑張っている方々と塾員の方々のご健勝をお祈りして終わりたいと思います。
(2005年04月12日 09時44分26秒)
2004年度卒業者さん、はじめまして。
ご卒業、おめでとうございます。 5年での卒業とは、頑張られましたね。 コメントを拝見すると、充実した楽しい学生生活だったようで、本当に良かったですね。 通信で学ぶ方は、それぞれの動機も目的も百人百様と言えますので、人によっては現在のシステムに不満を抱く人があってもやむを得ないでしょうね。 また、私のような中年学生に対する印象にも色々あることでしょう。 通学部の学生さんには、私のようなタイプの学生のことは想像もできないでしょうから、色々な見方をする人もいるでしょう。 また、「通信課程」ということで卑下する学生もいるかもしれません。 それぞれに、それぞれの考え方から出発し、色々な経験を経て自分の考え方を豊かにしてゆけば良いのだと思ってます。 今学んでいる人たちには、無用な雑音は気にせず、自分の目的や知的好奇心に導かれながら、自分なりの学び方を楽しんで頂きたいと願っています。 お互いに、社会人として節度あるエチケットを大切にしてゆきたいですね。 これからのご活躍を期待しております。 (2005年04月12日 17時57分05秒) |
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