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カテゴリ:食べるアンチエイジング
みなさん、こんにちは。
いやー、すごい残暑ですね。 エアコンなし派の我が家も、ここ3日間くらい初めてつけましたよ。 しかしうちのマンションは庭が畑で、今現在かなり草が生えているせいか、夜はそこまで暑くなくて助かっています。 緑と土って、やっぱり素晴らしいですね。 鬼一家は、広めな庭で畑をやるのが目当てで春に築35年ほどの古いマンションに引っ越したのですが、部屋が相当きてたもんで、その時に全面リフォームしたんですね。 その時に、この際ということで、完全化学物質フリーにしました。 ![]() どのくらい化学物質フリーかというと、それこそ接着剤すら自然栽培のササニシキのお米を炊いて練って作った米糊を使って、断熱材もウールを使い、木は全部国産無垢材の低温乾燥で、壁は土壁の漆喰です。 床のワックスもオーガニックのホホバオイルとミツロウで自分で作って塗りました。 お風呂も台所も化学物質が溶解しないガラス質の琺瑯にしました。 あと、電磁波アース住宅ってやつで、すべてのコンセントにアースがついていて、電磁波が逃げやすい仕組みになっています。 ![]() それ以外の屋内配線からも微弱な電磁波が出ているとかで、特殊な導電性シートを屋内配線の通り道となる箇所に敷いて、シートをアースすることで、配線から発生する電場を逃がしてくれているそうです。 ↓オールアース住宅について詳しくはこちらをどうぞ オールアース住宅 私は自宅で治療院をやっているというのもあり、ベストな環境を模索していたのですが、とにかくこの仕様にしてから、体がすごく楽です。 木の香りも良いので、患者さんからも、うちに来るとかなり気分が良くなると言って頂きます。 木材をすべて低温乾燥にしているので、木の酵素が死活せず残っており、家にいながら森林浴効果もあるようです。 壁が土壁なのも吸湿性があるようで、通常のクロスよりずいぶん涼しく感じます。 工務店さんは磯崎工務店さん。 ナチュラルハーモニーさんの店舗などを手掛けている工務店さんですが、化学物質過敏症の方の施工をするようななったことで、どんどん進化して現在のような施工にたどり着かれたそうです。 ここの社長の磯崎さんは、まじですごい方です。 日本のシックハウスとシックスクール問題に、熱く熱く立ち向かっています。 食べものの大切さもよく分かっておられ、なんと磯崎工務店の1階は、自然栽培の野菜を扱う自然食品店になっています(@_@;) 施工をする大工さんも全員がお抱えで、自然住宅を手掛けている大工が家に帰って添加物だらけの食事をしていたりしたら、そんなことでは良い住宅は作れるわけがない!というお考えで、大工さん達にも健康になるための食事の仕方などのセミナーを受けさせているそうです。 そのせいか、普通は工事中の住宅って添加物たっぷりの清涼飲料水の缶とか、吸い殻とかあるもんですが、そういうのが全然ない、すごいクリーンな現場でした。 関東でリフォームやお家を建てられる予定のある方は、1度ご相談されてみてはいかがでしょうか? 磯崎工務店 さて、話は変わりますが、わずか35℃の低温で無農薬の果物を蒸留して、その果物に含まれる水分を成分ごと抽出した酵素が活きた生体水で、セラムを作ると言う試みを、5月からやっています。 初回はイチゴでしたが、今回は愛媛県の無農薬の甘夏と沖縄県のマンゴーとアロエベラの生体水でセラムを作りました。 いよいよ今月28日発売です。 ![]() すごいのは、甘夏の生体水の表面張力です。 ![]() 常温で66.3mN/mという驚異的な数値が出ました。 表面張力とは、液体が持つ表面を出来るだけ縮めようとする力のことです。 水滴が丸くなる力が強いことを表面張力が高いと言います。 分子の運動が活発になると表面張力が低くなるのですが、こういう水は大変浸透が良くなります。 ちなみに常温のお水の表面張力は72.8mN/mで、100℃のお湯では58.8mN/mです。 表面張力の数値は低いほどに浸透力があるのですが、甘夏生体水の66.3mN/mという数値は、お水で言いますとなんと60℃のお湯と同じ数値です。 60度のお湯を顔につけることなど出来ませんが、この生体水は常温なのに浸透力が非常に高いということがこれで分かります。 私自身試作をここ2か月ほど使用していますが、鼻の頭の毛穴が目立たなくなってきました。 低温減圧蒸留ってほんと植物の力を引き出すので、もうワクワクしています。 さて、今日は最近出会った、ものすごい食品をご紹介したいと思います。 1つめがこれです「浄身粉」。 ![]() ネーミングだけではボディーソープかな?って感じですが、その正体は無農薬のハトムギを殻、表皮、胚乳付きのまま遠赤外線で焙煎して、粉にしてあるものです。 通常のハトムギではこれらは全部取り除いであるので、これらが含まれていることがすごいのです。 ハトムギにはニキビやイボ取りの漢方薬としても有名な「ヨクイニン」という有効成分があります。 ヨクイニンには、コイクノライドという成分が含まれていて、これがイボ取りに効果があるのですが、イボだけでなく美白、シミ、ニキビなどに効果があります。 目の周りに出来る小さな白ニキビにも効果があるそうです。 なぜこんなに美肌効果が高いのかというとヨクイニンには新陳代謝を良くする働きがあるから。 余分な水分を排出し、解毒作用があるのです。 それだけでなく炎症をおさえる作用もあるので、悪化した大人ニキビにも働きかけます。 ハトムギのすごさは以前より分かっていまして、やっと見つけた金沢の無農薬ハトムギ茶を愛飲しておりました。 ただ、この浄身粉はそれを一歩進めて、無農薬のハトムギ(中国産ではありますが、有機JAS認証)を殻ごと焙煎して粉末にしているところが大きなポイント! 鉄分が、なんと一般ハト麦の217倍! これはほうれん草の43倍の鉄分です。 そして食物繊維は、一般ハト麦の45倍! これは焼き芋の7倍もの食物繊維です。 鉄分の量が、とにかく桁違いにすごくて、なんと100g中87mgも鉄分なんです。 だから1日に小さじ2杯でOKで、しかも焙煎しているからほんのり甘くて香ばしくおいしいので、料理にもお茶にも何にでも入れて違和感がないんですよね。 そこも気に入っています。 ![]() もう1つ、出会ったすごいもの。 ↓これです宮崎県の徳重紅梅園の梅干しと梅肉エキス。 ![]() 一口食べて思ったこと。 「ついに究極の梅干しに出会ってしまった!」という感動です。 今まで、梅干しに対しては特にどこのもの・・・という意識はありませんでした。 無農薬で汚染の懸念がなければいいくらいに思っていました。 しかし、この梅干しは、そういう私の頬をバシーンっと殴るくらいのパワーがありましたね。 皮はおいしいとされている紀州の梅干しより厚いし、3年も漬けているだけあって、見た目は黒っぽく、味は重厚です。 でも塩分は一般の梅干しの半分くらいだそうですね。 塩は三分の二が瀬戸内海の天日塩で、残りが現地に行って安全性を確かめた福建省の清浄な地で作られる天日塩だそうです。 この梅は「鶯宿梅」という名前の梅です。 村上天皇の代、清涼殿の紅梅が枯れたため、紀貫之の娘、紀の内侍の庭にあった見事な紅梅を所望され、紅梅は清涼殿に移植され、見事な紅梅にご満足の天皇は、紅梅の枝に結ばれた文に気付かれ、そこに「勅なれば いともかしこし 鶯の 宿はと問わば いかが答えん」と書かれていたので、その紅梅をもとの庭に返され、以来その紅梅を「鶯宿梅」と呼ぶようになったという伝説が残されている、その「鶯宿梅」なのです。 なんと1200年もの伝統のある、日本古来種!! これをひたすら鹿児島県の標高高い清浄な地で、無農薬を貫いて栽培されているのです。 農薬も使用しませんが、動物性有機肥料なども使用しません。 油粕を草に蒔いて発酵させて、その草を使う程度の肥料だそうです。 しかもその油粕も、そのためにわざわざ椿を育て、椿の種を取ってそれを搾って、その油粕を使用しているんだそうです。 椿油の油粕が一番梅の木に良いからと、そのために椿を育てて油まで搾っていると言うから驚きじゃないですか? このあたりのお話は生産者の御年83歳の徳重さんより、電話で伺いました。 なんで電話したかと言うと、緩衝剤として無農薬栽培されたナス2個、玉ねぎ2個、カボチャ1片、ピーマン4個が入っていたから、思わずお礼の電話をしたのです。 緩衝剤に無農薬野菜?あり得ます?そんなの? この梅干しは、一般の梅干しに比べて、とにかく栄養価が高く、そこもすごいのです。 なんと鉄分が9.9倍、亜鉛は3.2倍、銅も1.5倍、マンガンも1.9倍、マグネシウムが1.5倍、ビタミンAが23倍、カロテンが23倍、ビタミンB1が2.5倍、ビタミンB2が5倍、ビタミンEが5.4倍、ナイアシンが1.8倍、葉酸が5倍です。 いやー、すごいですね。 青梅の果肉を搾った青汁を8日間に詰めて出来た梅肉エキスも、普通の梅肉エキスより味が濃厚で甘みもあり、栄養価も高いです。 梅肉エキスに含まれる「ムメフラール」という特有の成分には、血液の流れを良くする作用があります。 「シリンガレシノール」という成分には胃がんの原因とも言われるピロリ菌の抑制作用があります。 「ピクリン酸」という成分には肝機能を改善する力があります。 「エポキシリオニレシノール」という成分には新型インフルエンザウイルスの増殖を防ぐ作用もあるそうです。 この梅干しでたたききゅうりを作り、毎日梅肉エキスを舐めていると、この猛烈な残暑も全然乗り切れそうなくらい、なんだか元気いっぱいです! 焙煎ハトムギ、そして栄養価豊富な無農薬古来種梅干しで、 疲れた夏のカラダを浄化しましょう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年08月15日 00時29分07秒
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