畑の防災訓練
平成27年1月30日(金)今日の東京地方は朝から雪です。この冬、初めての積雪です。今日は畑の収穫(撤収)作業をやろうと思っていましたが、この雪ではムリです。代わりに家の前の道路の雪かきをやりました。結構疲れました。雪国はどんなに大変だろうかと、改めて実感した次第です。さて、先日、畑の防災訓練が実施されました。その模様を少しアップしてみます。訓練は朝9時から始まりました。消防自動車も来ていました。市役所の防災担当者の司会進行で手際よく訓練が始まりました。この日の参加者は50~60名程度でしたが、この農園だけでも110区画あり、その家族を含めると200名以上、さらに近隣の避難民も入れると、相当な人数になる。都市型農園が、緊急時に一時的な避難場所になるという想定である。近くの朝霞駐屯地から自衛隊も駆けつけてきてくれた。緊急の場合は農園にある野菜を使って自衛隊が炊き出しをする。新鮮野菜だからきっとうまい。早速、自衛隊と農園の人がいっしょになってネギを収穫。このネギが味噌汁の具になる。自衛隊の腕前に期待が高鳴ります。一方、消防署の訓練は地区別に2班に分かれて説明を受けました。こうして、近所の人たちと顔見知りになることが重要だと説明された。先ずは消火器の使い方訓練。目標物の近くに消火器を持ち寄り、1、ピンを抜く2、ホースを目標に向ける3、取っ手をつまみ消化開始15秒しか出ないので、手順をしっかりやらねば、肝心な時に出なくなってしまう。行くまでに途中で取っ手を引いてしまうことが一番の失敗であると。次は、一定間隔で道路に埋まっている消火栓の見本である。マンホールの蓋であるが、必ず黄色い四角で囲ってあるので直ぐ分かる。ホースをつないで消火栓の使い方の説明があった。続いて、AEDだ。先ずは人工マッサージ。大丈夫ですか?と大きく3回声をかける。耳を鼻元に当てて、呼吸がないことを確かめたら、周りの人に具体的に指示。あなたは119番してください。あなたはAEDを持ってきてくださいと。AEDや救急車が来るまで人工マッサージを続ける。胸に手を当て、手を伸ばして身体の体重を掛け1分間に100回の感覚で30回やって、呼吸を確認。呼吸がなければ更に続ける。一緒に参加していた農園仲間の話では、どんぐりコロコロを歌いながらやるといいと。坊ちゃん一緒に遊びましょ・・で、ちょうど30回になるらしい。AEDが来たら、胸を挟み込む形でパットをセット。AEDの機械が言うとおりにする。離れてくださいのアナウンスでみんな離れる。子供の小さい身体では、胸をはさむ余地がない時は片方のパットは背中にして胸をはさむ。救急車が到着したら、消防署員に任せる。ざっと以上のような訓練であった。このころ、自衛隊の炊き出しが出来てきた。これがアルファ米。お湯を入れて15分でおいしいわかめご飯の完成だ。そして農園のネギを入れた味噌汁。アップしようとしたが、本日の写真アップ容量を越えたのでアップできなかったが美味しくいただいた。要は近所の人達と顔見知りになることが最も重要なことだとか。我がトミー農園の園主さんは、こうして地域コミュニティを大切にされ、緊急時にそなえて、井戸水を確保されたり(水質検査して飲めることを確認)、蔵の里では囲炉裏を準備したり、防災に大変な努力をされていることを、農園の一員として誇りに思う。農園は単に野菜を作るだけはもったいない。↓ 今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 今後ともこのブログを続けたほうが良いと、仰っていただける方は、 お帰りに、下記ボタンを1日1度、ポチっと応援していただけると励みになります。 (1日1回のシジミ汁の歌が聞こえてきそう・・・なーんてネ?) ☆ いつも・・いつも、感謝・感謝の気持ちで生きてきたいものですネ! *** 明日枯れる花にも水やる心 ***じゃあ又ね!