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傀儡師の館.Python

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kugutsushi

kugutsushi

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2008.01.27
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カテゴリ:ことばの処理
紹介 - 「勝手にブログ評論」評論 から 勝手にブログ評論 を知る。で、使ってみた。自分のブログを試してみると、有価証券報告書、マンダレイ、インフルエンザが抽出されて、いろいろ作られた。とりあえず、自分のブログでも使ってやってみるといいだろう。でも、アクセス数が多いから生成される文が短くなっているとかいうことあるのかな。

端的には人工無能的やり方。RSS を読み込んで、そこから名詞のリストを作って、単語を選択してテンプレートに当てはめるというやり方をしているようだ。名詞の抽出は、これはストップワード検出というやり方でやっているらしい(正規表現で大胆に抽出している)。どういう正規表現かは あなたのブログ、評論します。 に書かれている。

勝手にブログ評論がα版へと無意味にバージョンアップ に「勝手にブログ評論」の原理を解説をしたUstreamビデオがあったので見てみる。モンタージュ効果についてなども話している。ここで言うモンタージュ効果は、

人間にはモンタージュ効果というものがあり、全く無意味な現象の組み合わせでも、その順番にストーリーを見いだしてしまう傾向があります。


あるいは、

しかし人間の意識にはモンタージュ効果というものがあって、全く意味の無い数字や文字の並びであっても、意味を見出してしまうのです。

つまり、3,8,1,5と続いてきたら、奇数が多いから次は偶数だ、などとなんの根拠も無いことを瞬時に思ってしまうのです。

ジェフ・ホーキンスは知性とは予測だと定義しましたが、とんでもない。知性とは妄想する能力だと思います。3,8,1,5の並びにはなんの意味もありません。けど、人間は次を予「想」するのです。予「測」ではありません。予測とは根拠のあるものですが予想にはありません。


のような話が出てくる。

なんだか分からなくても、出てきたものを見ると解釈してしまう。そういう意味では、傀儡師を脳内メーカで見てみたら とか、想像力をかき立てるもの、相関図ジェネレータ みたいなのも同じカテゴリに自分の中では入る。あるいは、My三国志の相関図ツクールとかも。でも、視覚に訴えるものと、言語に訴えるものは、また、違うところが刺激される。

クレショフ効果

クローズアップの無表情な顔の映像に様々な映像を組み合わせてみると、同じ顔であるにもかかわらず、後に繋がる映像によって最初の顔の印象が変わって見えるというものだった。
後の映像が食べ物なら空腹を連想させ、棺おけならば悲しみ、女性なら欲情という具合。
逆に、何かの後に人の顔を繋げると、その表情によって映像の意味を変えることもできる。



エイゼンシュタインのモンタージュ

「パッと見ほとんどつながりがないようなもの同士をモンタージュして、ただ補完するだけではなく、新しい意味を作り出す」というモンタージュを始めるわけです。考え方としては、ショットAと、それに続く(空間的・意味的に明らかなつながりのない)ショットBが衝突することによって、新たな意味が生まれる、っつうことですね。これを衝突的モンタージュ(Conflictive Montage)と呼びます。一般的には、これがエイゼンシュタインのモンタージュ、ということになります。


その他参考

これに加えて、プライミング効果という言葉が頭に浮かんだ。

先行する事柄が後続する事柄に、影響を与える状況を指して「プライミングの効果(または”プライミング効果”)があった」と称される。そのような状況における「先行する事柄」をプライムと称す。先行する事柄には、単語、絵、音などがありうる。例えば、「医者」という言葉を聞くと、その後「看護師」、「あかひげ」などという言葉の読みが、「富士山」や「帰郷」という言葉の読みよりも早くなるのはプライミング効果があったこととなる。


そうすると、連想の技術、プライミング効果、履歴からお薦めWebページこのエントリーを含むはてなブックマーク が見つかる。

ふとキーワード抽出法で検索してみると ドキュメントからのキーワード抽出法の研究 なんていうのがヒットした。

従来、作成者がテキスト内容を解読し、シソーラス用語を用いキーワードを設定してきた。しかし、大量のテキストに対し、人手によるキーワード付与には限界があり、情報提供に対するタイムラグ、キーワードの質の揺れ等の問題が生じ、検索精度に影響を及ぼしている。
これらの問題回避のために、テキストの内容を自動解析し、テキスト内に出現する単語を対象にキーワードとして抽出するキーワード自動抽出システムが提案されている


で、次に 行動ファイナンスが頭に浮かんだ。代表性バイアス、保守性バイアス、損失回避バイアス、トレンド追随行動、自信過剰、云々。行動ファイナンス理論と株式市場分析 (野村證券)

野村證券【サブプライム直撃】赤字転落 からの孫引き

 古賀社長は「激変する市場で絶えずマイナスを回避する状況を作り出せるかといわれたら、『神様でなければ無理』という考えもある」と釈明した。

行動ファイナンスの社会心理学的基礎 なども見てみる。

熱狂やパニックが起こるプロセスは、一般に6つのステップがある。

  1. 構造的誘発要因
  2. ストレイン(緊張や不安)
  3. 一般的な信念
  4. きっかけ要因
  5. 特定の信念
  6. 行動への動員


そこから、東京新聞:不正取引で7600億円損失 仏大手銀、職員が越権行為:国際(TOKYO Web) に繋がる。すごい、しびれちゃう。これ自体はサブプライムローン問題とは関係無しに出した損失らしい。けど、サブプライムローン絡みの損失も何気に増えている。

事件を起こしたのはジェローム・ケルビエル氏なる 31歳の人らしいが、約49億ユーロ(約7600億円)とは、すごい。脳天しびれただろう。よくバレずにそこまで損失を広げられたものだと思うと、優秀なんだか、優秀じゃないんだか。んー、でも、やはり、こういうときには、生け贄ってやつが必要なわけだな。

ソシエテ・ジェネラルはまた、米サブプライム住宅ローン関連で新たに二十億五千万ユーロの評価損が出たことも公表。これら損失により二〇〇七年の利益が減少したことを認め、資本増強のため五十五億ユーロを調達すると明らかにした。

巨額の損失を計上するついでに、サブプライムローンの評価損追加が二十億五千万ユーロか。それでもニュース上では、個人の不正がサブプライムローン関連の損失を覆い隠しちゃった感じ。Rogue Trader(詐欺師トレーダー)SocGen trader cooperating with French police | Reuters にも顔写真がある。さらしもの。

7600億円といえば、Microsoft が過去最高の売上でまたも好決算 で、純利益が 47億700万ドルだから、一人でマイクロソフトの純利益を吹っ飛ばしても余りある損失を出したというのがすごい。ちなみに営業利益が64億8100万ドルだから、それよりもでかい。やっぱりすごすぎる。

脱線しすぎて何のことやら状態なので終わり。


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Last updated  2008.01.27 21:56:23
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