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テーマ:映画館で観た映画(8425)
カテゴリ:邦画(07)
監督・脚本 : 塚本晋也
出演 : 松田龍平 、 hitomi 、 安藤政信 、 大杉漣 、 原田芳雄 、 塚本晋也 江戸川乱歩の大ファンだったという塚本晋也監督がかねてから撮ってみたかった念願の探偵もの。人の夢の中に入って悪夢を取り除くことを生業にしている悪夢探偵が、猟奇殺人事件を解決していくシリーズ第1弾。主人公の悪夢探偵に扮するのは、塚本監督が「この人しかいない」と指名した松田龍平。探偵とは言っても心に傷を持ち、現実に絶望しているというダークなキャラクターを独特の存在感で演じる。そんな悪夢探偵に捜査協力を求めるエリート女刑事役に本格的な演技初挑戦となる歌手のhitomi、また同僚の刑事役に安藤政信と大杉漣、さらに原田芳雄といった豪華キャストが塚本ワールドに挑む!(goo映画より) ‥‥‥なんだそうです。 恥ずかしながら、塚本信也の映画を見たのはこれが初めてです。いやあ、面白い。 アイディア自体は「リング」や「着信アリ」「回路」から借りてきたような雰囲気があるし、悪夢に入っていくパターンは小説世界では宮部みゆき「ドリームバスター」がある。けれどもキャラクターが立っている。 突っ込みどころは満載。危険性が頂点に達しているのに、どうして彼女を家に帰すの?とか、携帯の電源はそんなに続くの?とか、第二の殺人がおきた段階で容疑者は簡単に絞れるでしょ?とか、さすがにhitomiちゃん、棒読みのセリフが二箇所以上あったよとか‥‥‥。 けれどもhitomiの最後のセリフで、黒かった駒が次々と白い駒に代わって行った様な気がした。そうだよ、悪夢探偵の能力は本来悪夢に入ることだけではないのだ。 次回が期待できる。 それは悪夢探偵が救われる話になるはずだ。(そうなって欲しい) 二回目だから、悪夢の映像はもっと凝ったものになるはずである。 もちろん、今回のもなかなか良かった。入れ子状態の悪夢の構造や、重低音を生かした映像。次回はもっと期待したい。 hitomiが思ったより良かった。いい目をしている。そしてセクシーだ。あまり切れ物のキャリアという感じはしないが、次回はきっともっとセクシーになるだろうし、なってほしい。頭のよさそうな「切れ味」もましてくれるだろう。次回作がこれほど楽しみな映画は珍しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月25日 12時11分44秒
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