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カテゴリ:社会時評
昔とっておいた画像が活きるときが来ました。
20日の朝日の記事で 内閣支持31%に急落、不支持48% 本社世論調査というものがありましたが、その時のグラフと、今年の2月20日に取り込んだ同じ朝日のグラフを比べてみます。 比べて見てわかったをメモしてみる。 不支持率が逆転したのが、安倍内閣よりも一か月以上早い。安倍氏は最初は人気があったのだから当たり前かもしれないが、しかしこの「落ちるスピード」は注目すべきだろう。この落ち角度がどれだけ維持されるかわからないが、このまま落ちれば、来年一月ぐらいでピークに達することは充分に考えられる。それはつまり衆議院選挙が三月にあれば、その真っただ中ということである。 だから三月ではなく、五月になってという一部報道はあながち嘘ではないかもしれない。 自民党は、必ず何かの手段を打ってくるだろう。 もはや拉致問題は使えないはずだ。 気になるのは、経団連が春闘でベア容認の発言をしたことである。 真の不況脱出のためには不正規労働者の賃金底上げが必要であることは明らかなので、これは歓迎するところである。けれどもそれが選挙の与党イメージ改善に使われないように、労働者側は今からしっかりと本当に必要な賃金はいくらなのかしっかりと論議する必要があるだろう。その額は一万二万のベアではないはずである。三万以上のベア要求は、生活実感からいえば十分根拠があるだろう。 経団連は春から大インフレがあるだろうと見ているはずだ。そのための煙幕でもあるだろう。けれども、それで万一弱い者の賃金が置き去りにされて格差が拡大するようなことがあれば、その時は許してはおけない。 あとは民主党のスキャンダルだろうけど、それも十分にあり得ることだと思ってしまう自分が悲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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