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先日、やっとやっと念願の美咲町の「たまごかけごはん」を食べました。いつも近くを通るたびに食べたいなあ、と思いながら時間がなかったり、時間外だったりして悔しい思いをしていたのです。
国道53号線から美咲町中央総合運動公園に入ってすぐのところにその食堂はありました。 「食堂かめっち。」りっぱな町営施設です。 美咲町紹介パンフにはこうあります。 美咲町は「たまご」で町おこしを展開する中、「たまごかけごはん」に着目。 その理由は同町出身で、明治時代を代表するジャーナリスト岸田吟香が「たまごかけごはん」を愛好し、日本に広めた説があること。また町内には、日本棚田百選に認定されている棚田があり、そこではおいしいお米が作られていること、西日本最大級の養鶏場があることです。 シンプルな料理だけに素材が大切な「たまごかけごはん」。美咲町で味わえる「たまごかけごはん」は食材にこだわり、すべてが「美咲町産」。 ということだそうです。入っていくと、小さい店なのに、お客さんでいっぱいでした。(そういえば今は夏休みですね)お品書きはたまごかけごはん定食、とオムレツや卵焼きなど五つのみ。定食を頼みました。300円。 もっと、おかずもあって、豪華なものだとばっかり思っていました。 ほんとうに「素材だけを追求した」ものだったのです。器も町特産の「桜湖焼」。町の山土を使い、町の木である桜の木を灰にして釉薬とした桜色の器でとても素朴でこの料理にぴったりです。てっきり、「特製タレ」が出てくるものかと思えば、手前の醤油をかけてください、とのこと。その傍にねぎ、しそ、のり、のタレもあります。自分で調整するんですね。すこし失敗したかもしれません。 食べた感想は、「これはすごい」というものではありませんでした。でも普通においしかったです。(ちなみに私はほぼ毎日卵かけごはんを食べています)個人的にはご飯はもう少し硬めに炊いてほしい。ただ、きゅうりの浅漬けがこんなにたまごかけごはんに合うとは思いませんでした。卵はおそらく生産者から毎日届く新鮮なものなのでしょう。きちんと盛り上がっていました。こんどはタレをもう少し工夫したい。リピーターが多いのも分かる気がします。安いですし。ちなみに、オムレツやたまご焼きは200円です。特製タレとかは売っていませんでした。残念です。 たまごかけごはんを食べるのは、日本人だけだという説があります。そもそもごはんが主食の国は少ないので、それだけで国が限定されます。生ものをバリエーション豊かに親しむ習慣があるのは、中国、韓国、日本で、日本のみだといっていいので、もしかしたら、ここのたまごかけごはんは「世界一」の卵かけご飯なのかもしれません。(言い過ぎか)卵かけご飯は、素材と新鮮さが一番大事だということを再認識させられた店でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月09日 07時59分14秒
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