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再出発日記

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2017年01月16日
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カテゴリ:洋画(12~)

12月に観た映画第二弾。ちなみに、「ミュージアム」は今年のワーストに決定です。


「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」

TOHOフリーパスポート 11作目。最初ハリウッド映画によくある、国の法律体系を無視する西部劇保安官タイプの作品かと思っていたのだが、ジャックは徹頭徹尾軍隊の法体系を守っていた。アメリカ保守派の中の良心派の映画という感じ。しかも、本来ハードボイルド畑の男がひょんな事から娘(かもしれない)女の子の命を守らなければならないという、しかもこのサムという女の子(ダニカ・ヤロシュ)がジャックばりに頭もいいし行動力もあるという「レオン」タイプの話になっている。思った以上に私の「好み」でした。

今回相棒になるターナー少佐も凛々しくて、すっかりこのシリーズのファンになりました。年寄りのトム・クルーズには酷でしょうが、もう一本ぐらい作って欲しい。

(ストーリー)
ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)は、リーチャーがかつて所属していた陸軍内部調査部の軍人。彼女は、身に覚えのない国家への反逆行為の罪で逮捕される。リーチャーは、ターナーを脱獄させ、巨大な政府の陰謀の裏に隠された真実を暴き、彼女の身の潔白を証明しなければならない。彼らは逃亡犯として捜査網をすり抜け、重大な秘密を知ることになる。
監督 エドワード・ズウィック
出演 トム・クルーズ、コビー・スマルダース、ダニカ・ヤロシュ、ロバート・ネッパー
[ 上映時間:118分 ]

2016年12月8日
TOHOシネマズ岡南
★★★★


「ミュージアム」

TOHOフリーパスポート12作目。この作品の感想としては、赤川次郎の最近のサスペンスに対する危惧がそのまま私の感想になるだろう。

(略)私も作家デビューして40年が経ちますので、いろいろな文学賞の先行委員をさせていただく機会があります。2010年の第一回山田風太郎賞でも選考委員を務めさせていただいたんですが、このときの受賞作が貴志祐介さんの「悪の教典」(文藝春秋)でした。最終選考に残ったのが本作と綾辻行人さんの「Another」(角川書店)。両方の作品で殺される人の数を合わせると百人を超えるんです(笑)。これは貴志さんや綾辻さんのような実力のある作家が紡ぎ出した力をもった作品であれば成立します。一方、こうした作品に影響を受けたのか、新人賞の応募作、つまりこれから作家になろうとする人の作品に大量殺人を扱ったものがものすごく増えています。まるでたくさん人を殺すのが小説的サービスだとでも思っているかのようです。しかも「もう勘弁して」と言いたくなるくらい執拗に残酷な描写が続く。単に刺激的であることによって目立とうとしているのかもしれません。新人賞の場合、作品が目立たなかったためにスルーされてしまうくらいなら目立った方がいいという考え方が実際にあると思います。それにしても、大量殺人を安易に扱っているとしか思えない作品が多いのです(略)。

監督は全然新人ではないのですが、結果的に何か猟奇的殺人が起こって、人間の闇らしきものを描けば、深い物語になると勘違いして作っているとしか思えない。この派手な殺人ショーが社会に訴えるものは何もない、むしろこういう異常者は早く見つけて排除せよ、という風潮を助長しかねない。プロデューサーの幼稚性が垣間見える。ラストカットも、ありがちなやり方で、メッセージなんかない。クズ映画。


(ストーリー)
雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った通称・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次のターゲットとは…。犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められて行く。果たして、カエル男の真の目的とは…?
監督 大友啓史
出演 小栗旬、尾野真千子、野村周平、丸山智己、田畑智子、市川実日子、伊武雅刀、大森南朋、松重豊

2016年12月8日
TOHOシネマズ岡南



「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」

TOHOシネマズフリーパスポート13作目。かつてこのシリーズを半分以上まともに観た事がない。なぜか必ず寝落ちするのである。きっと、この魔法世界のいろいろな用語が私の脳に拒否反応を起こさせるのに違いないと思っている。

今回、なんと八割型「起きて」いた。私としては画期的。よって、作品そのものを批評出来る。

ファンタジーとはいいながら、この世界はあまりにも「人間世界」のことを大事にして、意識し過ぎていると思う。人間の価値観から離れられない。ファンタジーの面白味がそれで半分以上削がれていると、私は思う。また、最終的には白魔術と黒魔術の闘いになっているのだが、単なる序章に過ぎなくて、大きな出来事があったにもかかわらず、敵は過去の経緯を忘れたかのようにすっぱりと消滅させられたし、母親を殺されたあの幼女のその後についてなんの考慮もしないという、無神経さも示す。この世界観、好きじゃない。

魔法世界と1930年代のニューヨークセットは、すごいと思う。散りばめられた次回作への伏線は、物語に広がりを持たせた。今回は大人の物語になっていて、安心して観ていられる。次回作も観るかどうか。

(ストーリー)
魔法使いのニュート・スキャマンダーは、優秀だけどおっちょこちょい、そして魔法動物をこよなく愛する変わり者──。世界中を旅しては魔法動物を集め、不思議なトランクに詰め込んでいる。ある時ニュートは、旅の途中でニューヨークへ立ち寄ったが、そこでひょんなことから自分のトランクが普通の人間のトランクと入れ替わってしまう!トランクの中から魔法動物たちは逃げ出してしまい、ニューヨーク中を巻き込む大騒動に!そこで出会う仲間たちや奇想天外な魔法動物とともに、ニュートの新しい冒険が始まる!
監督 デイビッド・イェーツ
出演 エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、エズラ・ミラー、サマンサ・モートン、ジェン・マーレイ、フェイス・ウッド=ブラグローブ、コリン・ファレル
[上映時間:133分 ]
2016年12月9日
TOHOシネマズ岡南
★★★☆



「聖の青春」

コンセプトはリアリティ。聖のマンガだらけの部屋も、酒の飲み歩きも、ケンイチの見事な役作り(小説やマンガでしか彼を知らないのに、正に本人がいるとしか思えない)も、それでも最後まで羽生と互角に戦ったという事実の前に、一つの伝説を作る。

将棋の棋譜はほとんど明らかにされないので、将棋を知らなくても大丈夫。唯一有名な羽生を東出が演じていて、頑張っているが、所々羽生ではないように思えるのは、少し不利かもしれないが、マイナス要因。

1番大事なセリフをほそのまま再現したのは、わかりやすいかもしれないが、無駄だった。

原作を読んでいないと、聖が簡単に頂上決戦をしているかのように思える。将棋界の弱肉強食は少しは出ているが、エピソードを繋げる脚本と共に少しむつかしかった。

■ あらすじ
幼少期から難病を患う村山聖は、入退院を繰り返す中で将棋と出会い、15歳で森信雄に師事する。10年後、名人になる夢をかなえるべく上京した聖(松山ケンイチ)は周囲に支えられながら将棋に全力を注ぎ、七段に昇段したころ、同世代で名人のタイトルを獲得した羽生善治に激しいライバル心を抱く。さらに将棋に没頭する聖だったが、がんが彼の体をむしばんでおり……。
■ 解説
29歳の若さでこの世を去った天才棋士・村山聖の生涯をつづる大崎善生のノンフィクションを、松山ケンイチ主演で映画化。幼いころより患う難病と闘いながら将棋の道を突き進んだ村山の壮絶な人生を、羽生善治をはじめとする同世代の棋士との死闘や、彼を支える師匠や両親たちの愛を通して描く。『宇宙兄弟』などの森義隆がメガホンを取り、『マイ・バック・ページ』などの向井康介が脚本を担当。大幅な体重増量など徹底した役作りに挑んだ松山の熱演が光る。
■ キャスト
松山ケンイチ、東出昌大、染谷将太、安田顕、柄本時生、北見敏之、筒井道隆、竹下景子、リリー・フランキー
■ スタッフ
原作: 大崎善生
監督: 森義隆
脚本: 向井康介
主題歌: 秦基博
2016年12月10日
MOVIX倉敷
★★★★



「シークレット・オブ・モンスター」

TOHOフリーパスポート14作目。駄作。どうしてこれが部門賞とはいえ、ヴェネチアの監督賞を獲ったのか不思議。まるでハネケのカンヌ受賞の名作、ヒトラーユーゲント誕生の前日譚を描いたかもしれない「白いリボン」のような作りではあるが、思わせぶりな章立と思わせぶりな音楽で、出るぞ出るぞと驚かせてネズミ一匹出るというお粗末。私入れて観客は四人だった。

(解説)
心理ミステリーの最高峰『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ監督が「身震いする緊張感、戦慄の映画」と評し、2015年ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で監督賞と初長編作品賞を見事受賞。ジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」から着想を得て、ヴェルサイユ条約締結直前のフランスを舞台に、アメリカから来た政府高官の幼い息子が、やがて狂気のモンスター ="独裁者"へと変貌してしまうまでの謎に迫る怪作。音楽は『ポーラX』以来16年ぶりとなるスコット・ウォーカーが担当する。
監督 ブラディ・コーベット
出演 ベレニス・ベジョ、リアム・カニンガム、ステイシー・マーティン、ロバート・パティンソン、トム・スウィート
[ 上映時間:116分 ]
2016年12月15日
TOHOシネマズ岡南
★★






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最終更新日  2017年01月16日 13時32分51秒
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