「大人の階段」
営業マンの提案する商品とお客様が100%満足する解決策が、
一致することは、価格の面からまずありえないと思う。
それは、生命保険も同じ。
現時点では、100%のご提案内容かも知れないが、
初めの段階から100%なんてことは、ほとんど無い。
そもそも、そのような方は、生命保険自体を必要としていない。
そんな時には、お客様には、「次のステップ」と、「その次のステップ」の話をする。
現時点では、このプランがベストだが、
金銭的に少し余裕が出てきたら、この要素を加えた方が良いし、
お子様が独立されたら、この部分をカットして、
この部分の保障を厚くした方が良いみたいに・・・
私は、以前流行った、H2Oの「想い出がいっぱい」の歌をもじって、
「大人の階段方式」と呼んでいる。(笑)
本当の意味での100%に近づけるために、
少しずつ階段を上って行って、
いずれは、100%に辿り着く・・・
そんな感じである。
このトークは、お客様からも笑いが取れるし、
お客様にも印象が残るようで、比較的年数が経っても、
お客様の方から、「そろそろこの部分を増やしたいんだけど・・・」
なんて連絡が入ることもしばしばある。
そういった意味では、おすすめのトークである。
お客様も営業マンも完璧な100%で無いことは分かっているはず。
だからこそ、お互いに課題(宿題)を握り、
少しずつクリアしていけば良いと思う。
そのために担当者は、存在する。
我々営業マンの成長にも同じことが言えるのではあるが・・・
大人の階段
皆様は、どう思われますか?
P.S.
今日は、札幌市内で仕事をします。
今日の問いかけ
「お客様と一緒に大人の階段を上ってみませんか?」