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『プリンセスうぃっちぃず』感想 第8回 第八話終了ならず。 メイヴィスさんマジ半端無い。 驚きの強さ。 ※以下、ネタバレ注意 第7話のあらすじ。 トンネルを抜けると魔女界でした。
クルルの話とは異なり、一面荒廃した景色が広がる魔女界。 それを見て怯えることもなく、返ってやる気を漲らせる真樹はやっぱりどこか狂ってる。 「こんな時に、ビビってちゃ話にならないぜ。これから俺が――」 「この世界を救うヒーローになるんだからな!」 この期に及んで言えるんだから真性だよなぁ…。 クルルと合流しようとする二人に、「水の精霊」がクルルの危機を告げる。 彼らの協力を得て、二人は荒野に飛び出した…。 水の精霊が示した場所。 クルルとリリアン先生が、ドス黒く変色したマジモンに襲われている。 「ひぃいいいっ!助けてくださ~~~い」 クルルを置いてさっさと隠れるリリアン先生。 残されたクルルの恐怖に青褪める表情の差分が、この作品のダークな方向転換を暗示しているような嫌な予感が…。 真樹と林檎はマジモンに体当たりしてクルルを救う。 「約束通り、助けに来たぜ」 「本当に飛んできたけどね~」 三人で態勢を立て直し、マジモンに立ち向かう。 ……。 って、何かチュートリアルが…。 この戦闘から、敵が「闇魔法」を使ってきます? 「闇魔法」はあらゆる属性に優越する、ってなんじゃそりゃ。 大魔法を当てるか、真樹の反射で防ぐしかないのか…。 戦闘開始。 おぉ、クルルの戦闘台詞が真面目になってる。 ふむふむ……「闇魔法」は「何もしない」に擬態しているのか。 「反射」を当てるとコンボが途切れる恐れがあるから、なるべくスタンを狙いたいな…。 そんな感じで厄介な相手だったが、辛くも勝利。 「諸行無常の――」 「魔女っ娘委員会!」 「――ってえ!なんで、あたしだけなのよ!」 林檎だけはそのまま空気読めない娘で居て欲しい。 再会を喜び抱き合ったままぐーるぐると回転、目を回すクルルと真樹。 「魔女界が真っ暗になるなんて、生まれて初めてだよ」 どうやら魔女界に夜はないらしい……おいおい、じゃあ何時エロゲをやればいいんだ? その後、リリアンが逃げたことに憤るクルル。 「あれ、リリアンのマジモンなんだよ」 はぁ、確かに外見はただの色違いだったけど単なる使い回しと思ってたよ。 ミケの説明によれば、リリアンのマジモンが闇に侵されて暴走したとのこと。 「当然至極のこと!闇は敵であり悪でございますからな」 それで自分の手下から逃げ回ってたのか……流石はリリアン先生、情け無さ過ぎる。 一方、草葉の陰に隠れていたリリアン先生は焦っていた。 「プリンセスのこと……不思議な剣のことを、あのお方に、報告しなければいけません!」 「チョコリエール!」 呼ばれて出てきたのは丸々とした子豚。 これが先生の使い魔ですか……らしいっちゃらしいですね。 さて、どうやら魔女界の危機らしいが、どうしようか。
勇者的に考えて「魔女の安全確認」だろう。 一同は他の魔女と合流するため、宮殿を目指すことになった。 炎、水、雷の三つの聖地を越えて箒の旅。 野営地にて見張りをしながら、星を見上げる真樹。 真樹はこの状況下で怯えもせず、気分を昂ぶらせている自分の異常性を自覚する。 しかしそれも、クルルや林檎、正宗が傍に居てくれるからだ。 みんなの気持ちが、俺の力になる。 これさえあれば、俺はなんでも出来る。 英雄になれるんだ!
聞こえてきたのは、力だけに傾倒しようとする真樹を嗜める謎の声。 発言の仕方が「水の精霊」と似ている……こいつも何かの精霊なのかも。 謎の声からの指摘に、真樹は「英雄三原則」を思い出す。 “知恵と力と勇気を持つこと”。 力と勇気だけでは英雄にはなれない。 反省した真樹は穏やかな気持ちを取り戻すが、見張りなので眠るわけにもいかず…。 眠気覚ましに「英雄の誓い」を復唱する。 「英雄の誓い、第二条!強敵を恐れるな!」 「英雄の誓い、第五条!平和のために、嘘も方便!」 「英雄の誓い……第……えーっと、千二百五十三条……怒るより、怒られろ……」 「英雄の……誓い、第……千二百……五十四条……宿題を……忘れる……な……」 「……ぐう」 寝るなバカ。 羊数え歌みたいになってるぞ。
飛び起きた真樹が見たのは、闇の瘴気を纏う銀髪の魔女。 「人間よ。素直にその剣を渡すのだ。貴様が扱える代物ではない」 正宗に興味を示したってことは、クルルが目当てではないのか…? わけがわからないまま、銀髪の魔女と戦闘開始。 ……。 あの、ダメージが一切通らないんですけど……。 敵のHPは1000に対して、クルルの魔法で2ダメージ。 真樹の反射で8ダメージ、林檎の魔法はノーダメージ。 あぁイベント戦闘だな、と思って負けてみたら普通にゲームオーバー。 なんだこれ。どうしたらいいの? ……。 四敗目。 この相手には、コンボを9回以上繋げてようやくまともなダメージが入るようだ。 ちょっと失礼、丁度良いからメモ代わりにします…。 敵の攻め手を押さえる、名付けて卑怯作戦。 青 青 赤 赤 赤 青 青 詠 魔 魔 詠 魔 詠 魔 ― 赤 赤 青 青 青 赤 赤 詠 魔 詠 魔 魔 詠 魔 ― 黄 赤 赤 赤 赤 魔 詠 魔 魔 魔 ― 赤 赤 赤 赤 赤 魔 詠 魔 魔 魔 ― 赤 赤 赤 赤 赤 赤 魔 詠 魔 魔 詠 魔 ― 黄 黄 黄 黄 黄 黄 詠 魔 詠 魔 魔 魔 ― 青 青 赤 赤 赤 赤 詠 魔 詠 魔 魔 魔 ― 赤 赤 赤 黄 黄 黄 魔 詠 魔 詠 魔 魔 ― 赤 赤 赤 赤 青 青 詠 魔 魔 魔 詠 魔 闇魔法を使ってこないのが唯一の救いか…。 上記の卑怯作戦の結果、六戦目で勝利。 久々にゲーム的な絶望を味わった。 それにしても梃子摺りすぎだよなぁ……情け無い。 「立ち去れ!再び、伽の災いを呼び起こす気か!」 「おとぎ話……!?」 お伽噺? クルルが言っていた「人間と関った魔女は悪い魔女になる」って奴か。 銀髪の魔女の闇魔法を受け、窮地に陥る魔女っ娘委員会。 そこに割って入ってきたのは別の魔女。 「セシリア……!なぜ、ここにいる!?」 「それはこっちの台詞よ、メイヴィス!」 “セシリア”って、確かクルルのお姉さんだったか…? セシリアはクルルを庇い、メイヴィスと激しい格闘戦を繰り広げる。 …何故魔法で戦わない。 お前らは大魔法峠か。 「……っ。“ロストプリンセス”がいれば充分か……」 捨て台詞を残して撤退するメイヴィス。 …「ロストプリンセス」って何ですか? 新キャラでまくり、かつ超展開や思わせぶりな伏線だらけで着いていけないぞ…。 そんな状況で、今回はここまで。 正直、メイヴィスさん攻略に時間を掛け過ぎた。 一回で一話ずつ終わらせようと思っていたのに、彼女のおかげで台無しですわ。
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Last updated
2009.09.30 12:18:28
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