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カテゴリ:PC『腐り姫』
『腐り姫』感想 全裸~、ファイトッ! ちゃらら~♪ ちゃらら~♪ ちゃらら~♪ ……なんか変な世界に迷い込んじまったみたいだ。 馬鹿らしさ、ここに極まれり。 ようやく見つけた隠しシナリオが、俺のやる気を根こそぎ奪っていった。 そして俺は、考えるのを止めた。 俺のなけなしの思考意欲が、このてきとうな一撃で緩やかに安楽死を迎えたようだ。 俺の『腐り姫』は、もうここまででいい。 ※以下、ネタバレ注意 ■『腐り姫』シナリオの推移 “蔵女の元となったエネルギー体”、誕生。母星を赤い雪に変えて滅ぼす ↓ “蔵女の元となったエネルギー体”、生命を求めて移動を開始、道中の星を喰らい尽くす ↓ 地球・健昭と朱音、養子先の簸川家で虐待を受けて逃亡 ↓ 朱音、五樹を出産(父親は不明) ↓ 朱音、樹里を出産(父親は健昭) ↓ 樹里、五樹の独占を目論み、飼い犬のクロを殺害 ↓ 樹里、健昭と姦通? ↓ 樹里、健昭を唆して、朱音を殺害 ↓ 樹里、健昭を殺害 ↓ 樹里、五樹と心中(樹里の願望成就)……が、五樹は抜け殻となって生き延びる ↓ 一日目・記憶を失った五樹、とうかんもりで蔵女と“再会”する(ループ始点) ↓ (本編の四日間) ↓ 蔵女により、きりこ、夏生、芳野、青磁の四人が殺害される ↓ 四日目・五樹、蔵女によって潤を殺害されたと思い込んで覚醒、全てを赤い雪に変える ↓ 記憶を取り戻した五樹、滅びた地球で一人で暮らし始める ↓ 数世紀後・“蔵女の元となったエネルギー体”、滅びた地球に到達 ↓ 五樹、“蔵女の元となったエネルギー体”に出会い、“蔵女”という名前及び樹里の容姿を与える ↓ 五樹により人の心を与えられた蔵女、時間を遡って逃走。五樹も自身の記憶を辿って蔵女を追いかける(ループ起点) ■新時間軸 覚醒した五樹、同じ力を持つ存在である蔵女だけが、今の自分が唯一愛せる存在だと悟る ↓ 五樹、過去に遡って朱音に出会い、彼女の協力により蔵女と再会 ↓ 五樹と蔵女、記憶と能力を失い、二人で転生する道を選ぶ ↓ 五樹、健昭に転生。蔵女、朱音に転生(リフレェン) ↓ 茂晴、浜辺に打ち上げられた二人を養子とする ↓ (同じなので省略) ↓ 朱音(蔵女)、五樹を溺愛する ↓ 朱音(蔵女)、時間を遡って来た五樹に、蔵女の居場所を指し示す ↓ 朱音(蔵女)、樹里に唆された健昭(五樹)に殺される ↓ 健昭(五樹)、樹里と姦通? ↓ 健昭(五樹)、樹里に殺害される パラドックスが無数にあり、我ながらまともな仮説とは言えそうにない。 が、ひとまずこれが俺の『腐り姫』の解釈になる。 ちなみに、最後はループしていない。 健昭(五樹)と朱音(蔵女)が死ぬ所までで、この物語は終わりである。 何故なら、この作品の副題は「安楽死」だから。 人の心を持つ故に苦しんだ番いの神が、安らかな死を得るまでの物語、だと認識したが、実際の所はどうだろうな…。 どっちにしろ、ここまでやれば俺はもう満腹だ。 次で最後にする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.01 03:06:02
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