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カテゴリ:PC『星空のメモリア』
『星空のメモリア Eternal Heart』感想 第二回 “乙津夢”編 夢アフターを読了。 本編の延長にある追加エピソードで、エピローグまでにすっ飛ばした流れをザっと掴める。 夢だけでなく、明日歩たち他ヒロインやサブキャラクター達の展望・活躍も描かれており、『星メモ』全体の総纏めという印象。 ……千波と飛鳥未来について、些細ながら気に掛かるところがあったが、とりあえず置いておく。 相変わらず尺が足りないのか、ちょっとダイジェスト気味なところもあったが、それはいい。 それよりも、夢に関する必須イベントが次々に消化されていくのを見るにつけ、原作終盤の駆け足っぷりが浮き彫りになってくるような気がして複雑な想いに駆られることの方が問題だ…。 全体的にしつこいくらいに丁寧な心情描写が目立つ今作の中でも、夢だけは本当に最後の最後まで本心が見えなかった。 その「本心が見えない」ことが、夢こそが最強で洋なんぞ遥かに凌駕していて一番可愛い事を証明しているから、それはそれで良かった。 でも、それならそれで、それなりのアフターケアが必要だったのではないか。 「夢の強さ」だけをひたすら描いて、「夢の強さが報われる瞬間」というのが描かれない。 だから、原作クリアの瞬間は何かしっくり来なかった。 結論から言えば、本来必要なモノが欠落していたのだろう。 こうして、ファンディスクという形で補填する必要があったのだから。 つまり俺は、狡猾なる製作者の手で誘導されたのだ。 この『星メモEH』に。 これは、本来在るべきだったものを補完するもの。 だから、夢を愛する俺には、今作を買う以外に術は無かった。 俺は駒を打つまでもなく、最初から詰まれていた。 夢とメアで頭金……。 完敗。 完敗だよ…。 ……逆に言えば、俺はそれだけ「夢アフターで満たされた」ということにもなる。 必要なものは、全てここにあった。 「夢の強さが報われる瞬間」も。 「約束を越えた先にある絆」も。 「並の日を通るような日々」も。 「かぷかぷかぷー」も。 だから、まぁ、ファンディスクとしては充分な内容だった。 まだ未読シナリオ残ってるけど、とりあえず言っておこう…。 で、夢をクリアしたことで、メア以外の五人のシナリオが解放されたわけだが…。 予定は変えず、メアに進む。 ……後は本編攻略順に読んで行こうかな。 明日歩、衣鈴、こもも、こさめさん、千波の順で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.31 03:46:43
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