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2010.04.05
カテゴリ：PC『星空のメモリア』
『星空のメモリア Eternal Heart』感想 第四回 “メア＝Ｓ＝エフェメラル”編 メアアフター、クリア。 星天宮関係の話題が殆どで、扱いとしては原作の千波ルートに似ている気がする。 要するに、メアは話題の中心ではない。 夢アフターよりも原作の設定補完に拘ったようで、細かい謎に対する答えが色々と明かされた。 飛鳥兄妹の顛末、小河坂歌澄の所業の解釈。 ついでにアクションも多くて見応えがある。 最後なんだから、ちょっとバトル物っぽくなるのも悪くない。 星天宮関係の描写に伴い、姫榊姉妹の活躍が目立つ。 こさめさんは、今日も元気に脱いでいた。 こももは、相変わらず精強で頼りになる。 あと、雪菜先輩は一枚絵もらえて良かったですね。 水着姿も麗しい……何故、この人がヒロインでないのか。 エンディングテーマ、『冬のダイヤモンド』。 流麗なイントロと、透き通るような歌声が耳に残る。 原作通して、俺が現時点で最も好きな歌曲になった。 サントラを買う必要がある。 メアは相変わらず可愛らしい。 メアは洋と愛し合いたいと考え、その方法に悩んでいる。 つまりメアは既に、夢ルートの最後に到った境地に行き着いている。 今のメアならば、夢ほどに即効治療ではなくとも、いつかは洋の心を解凍できるだろう。 夢は……。 夢については、口を噤んだ方がいいかもしれない。 何を言っても愚痴になる。 というのも、俺には、この結末における夢の『幸せな未来』が全く想像出来ないからだ。 俺は、洋を支えてやれるのは夢しかいないし、夢を支えていけるのも洋しかいないと思っていた。 それは事実かもしれないし、そうじゃないかもしれない。 どちらにせよ俺は、「洋が夢との約束を反故にする結末」に見るにつけ、身を裂かれるようなもどかしさと苦痛を感じてしまう。 久し振りに自分の潔癖症が舞い戻ってきたのを実感する。 俺は未だに“展望台の彼女”に恋をしているらしい。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2010.04.05 04:04:40
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