最終日のレイトショーで観てきました。
『俺たちフィギュアスケーター』と同じく、ウィル・フェレル主演のスポ根+バカ(+下品)の映画です。
1970年代のアメリカ。プロバスケットボールは競技性を重視したNBAと観客へのパフォーマンス重視のABAの2リーグが存在していた。
ABAのフリント・トロピックスは歌手ジャッキー・ムーンが全米1位のヒットの印税で買収し、オーナー兼監督兼選手として活躍するチームだが、万年最下位のダメチーム。
ある日、ABAはNBAに吸収されることになる。NBAに入れるのは上位4チームのみ。このままではトロピックスは解散になってしまう。
ジャッキーはかつてNBAの優勝チームにいた経験のあるモニックスをチームに招き、リーグ4位を目指すのであったが…
いきなりお下品な歌でスタート。このせいでPG-12?(まぁ、それだけじゃないですが)
で、いろいろバカもやっています。
チーム再建を行おうとするものの、どこか感覚がずれているジャッキー。
チームの危機の中でもバカやってます。
本人はチームを盛り上げているつもりですが。
NBAのチームに所属(といっても補欠)経験があるが故障し、挙句の果てに洗濯機とトレードされてチームに来たモニックス。
でも、NBAチーム所属の経験はコーチとして役立ちます。
スポ根をバカで味付けしています。
好きだなー、この感覚。
変に暑苦しくも湿っぽくもなく、感動を演出しないところがいいですね。
タイトルになっているダンクシュートは最後に登場。
ダンクシュートはABAで発案されたプレーだそうです。
トロピックスは架空のチームですが、エピソードは実話を基にしているものもあるとか。
聞いたところによると、熊との格闘もそうだとか。
結構自分の感覚に合って、楽しめる映画でした。