がらくた別館　映画・漫画いろいろ日記

セーラー服の女の子が日本刀振り回して吸血鬼退治なんてアニメみたいな設定だ・・・と思ったら、元は日本のアニメ(押井守監督)だそうです。
2000年頃は仕事が忙しくて映画もアニメも観てなかったなー（この頃は映画は年間５本程度でした）
そういえば、ちょっと前になんか深夜にやっていたなー・・・こちらもノーチェックでした。

1970年、ベトナム戦争が激化している頃の東京。
少女・サヤは「組織」のもとで人間社会に潜む「オニ」を狩っていた。
彼女の望みはただひとつ、オニたちのボスでサヤの父を殺した「オニゲン」を討つことであった。

そして、オニゲンが奥多摩に現われた。

なかなかB級です。

香港・フランスの共同制作です。
そのせいか、東京が舞台だけどなんか無国籍。
舞台は1970年代の日本・・・だけど、あまり重要な意味はなかったかも。
あと、現実の場所は・・・とか考えないほうがいいでしょう。

冒頭に登場した丸の内線は、やっぱり赤い車体だから登場？
終点が浅草でしたが…もしかして赤い銀座線？
まぁ、東京の地下鉄を知らないとわからないネタですが・・・

横田基地っぽい「関東基地」からはでかでかと富士山が見えるし、海軍機のA-4がいるし。
戸越銀座なんか・・・住んでる人が見たら驚きますね。
なんか、外国人受けしやすい地名や風景を出している感じ。
それはそれで面白いですが。

ストーリーはもうちょっと整理しても良かったかな？
「組織」の仲間割れとか。

あと、「オニ」の起源は日本だけど、「組織」の構成員はアメリカ人？でした。

アクションはそこそこ良かったですね。
まぁ、『チョコレート・ファイター』観た後だとどうしても評価が辛くなりがちですが・・・つっか、比べるものじゃないんですけどね。
エフェクトが結構派手です。チョン・ジヒョン、結構がんばっています。
あと、回想シーンでは老師・カトウ役で倉田保昭が活躍。

ただ、変化した後のオニの動きがイマイチでした。

ケースの底を蹴り上げて日本刀を取り出すアクションは、自分的には斬新でした。
アニメもそうなのかな？

あと、ラストもちょっとあっさり。
まぁ、小雪にアクションは期待していませんが・・・だったら１対１でなくてもいいと思いました。

まぁ、いろいろと書きましたが、なかなかB級していて自分的には楽しめました。
深く考えないで観るといいかもしれません。