472370 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

がらくた別館 映画・漫画いろいろ日記

がらくた別館 映画・漫画いろいろ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

Apr , 2024
Mar , 2024
Feb , 2024
Jan , 2024
Dec , 2023
Nov , 2023

Headline News

Category

Aug 1, 2009
XML
カテゴリ:映画の感想

8/1の映画の日、朝イチの上映で観てきました。
前日に見た『人生に乾杯!』とは“老い”つながり?
方向は全く違いますが。

ディア・ドクター.jpg

山あいの小さな村、神和田村から1人の医師が失踪した。村でただ1人の医者の失踪に大騒ぎになる村。
県警から来た2人の刑事が捜査を開始し、隠された真実が明らかになってゆく。

事件の2ヶ月ほど前、医大を出たばかりの研修医・相馬は研修地の神和田村の診療所を目指して真っ赤なBMWを走らせていた。
田舎の曲がりくねった道を走っていると、前方から原付バイクが・・・。バイクを避けた相馬は棚田の土手に突っ込んでしまう。

診療所で目を覚ました相馬。そこには老人たちを診察する中年医師がいた。
「伊野でございます」関西弁で話すこの医師と、女性看護師の大竹のもとで相馬は研修を行うのである。
相馬にとって未経験の生活が始まる。

老人ばかりの村民たちの健康チェックを一手に引き受け、急患がいれば飛んでゆく。
そんな伊野は全ての村民から慕われていた。
相馬は都会では感じたことのない感覚のなかで、次第に仕事に充実感を感じてゆく。

ある日、一人暮らしの未亡人・鳥飼かづ子が倒れ、それを診察する伊野。かづ子は伊野と2人きりになったときに言う。
かづ子の末娘は東京で医者をしているが、負担をかけたくない。だから娘には話さないで欲しいと。
伊野はきちんと検査を受けることを条件にそれを引き受ける。

診察結果と母の思い、それに娘の思いとの間で伊野は・・・

20090801p_ディア・ドクター.jpg 20090801t_ディア・ドクター.jpg

なんといっても、伊野を演じた笑福亭鶴瓶がはまっていました。
すごいハマリ役です。良いです。
余貴美子、瑛太の診療所の面々もいい感じです。

映画の前半は僻地に研修をしに来た、大病院の坊ちゃん医師が医者として目覚めてゆく様子が、後半はかづ子の希望に沿おうとする伊野の苦悩が中心に描かれています。

ベテラン看護師の大竹。彼女がいるから伊野は活躍できます。
彼女はある程度気付いていた?な雰囲気は感じました。

映画中盤の、研修後に診療所に来るという相馬と伊野の言い争いのシーン。
「自分には資格がない」という伊野と、伊野を称える相馬の微妙にかみ合っていない会話がなかなかいいです。

脇役もなかなか。
岩松了と松重豊の刑事コンビ。松重豊の「嫌な奴」ぶりが良かったです。
薬品メーカーの営業の香川照之の準診療所員ぶりも。

娘の思いを知った伊野は・・・
母親を診るようになった娘は・・・
これは深いテーマです。

そして、ちょっとだけほっとするようなラストでした。

とてもいい映画でした。
皆にお薦めする映画です。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Aug 4, 2009 12:19:38 AM
コメント(0) | コメントを書く
[映画の感想] カテゴリの最新記事


Calendar

Comments

きーさく@ Re:再開~(05/13) cyazさん、コメントありがとうございます…
cyaz@ 再開~ TB&ありがとうございますm(__)m この…
きーさく@ Re:すごいアニメでしたね。(04/24) mkd5569さん、コメントありがとうございま…
mkd5569@ すごいアニメでしたね。 1話からの展開のまとめ方がお見事です。 …
きーさく@ Re[1]:静岡ガンダム(03/20) 一緒に行ったうらたさん、コメントどうも…

© Rakuten Group, Inc.