テーマ:最近観た映画。(38862)
カテゴリ:映画の感想
火曜日はTOHOシネマズ会員が¥1300の日なので、夏休み前半の2日目、朝イチで観賞。 『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙出演の大作です。
人の頭の中に侵入してアイディアを盗み出す産業スパイのリーダー、コブ。 ターゲットはサイトーのライバル企業で市場を独占するエネルギー開発企業のトップの御曹司で後継者のロバート・フィッシャー。サイトーの目的は会社を引き継いだロバートが会社を解体するようなインセプションを行うことであった。 この仕事を最後と決めたコブはメンバーを集め、仕事の成否を見極めるために同行するサイトーを含めた6人で仕事を開始する。 しかし、予想外に対侵入の訓練を受けていたロバートに6人は苦戦を強いられる。
映画が始まって最初のセリフが日本語です。 人の頭の中に侵入する=夢の中に入るですが、ファンタジー要素はありません。 「夢の中」というネタの映画や物語はこれまでにいろいろありますが、現実をベースにした世界が広がることはけっこう新鮮に感じました。 夢の中では時間が現実の数倍になり、夢の中でさらに夢を見るとその効果が累乗であらわれ、深い層になれば現実ではわずかな時間でも何十年もの時間が経過するという設定もうまく使われています。 そしてこの世界では人の頭に侵入することがたびたび行われているらしく、サイトーやロバートなどそれなりの地位についている人たちは対抗策の訓練を受けているようです。 チームのリーダー、コブは凄腕で経験豊かですが実は問題を抱えています。仕事を成功させようとする面と亡き妻に対する意識・無意識のジレンマがあります。 この話の「インセプション」は父親が作った企業を解体するというものでしたが、「正義の味方になる」とかのインセプションを行えばバットマンが生まれるのかな・・・とか下らないことを考えてみたり。 非常に楽しめる娯楽映画でした。
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