テーマ:最近観た映画。(38856)
カテゴリ:映画の感想
予告編を見て観にいきたいなー、と思っていましたが、上映予定だった109シネマズ川崎は震災後ずっと休業中・・・ 清朝末期の英国領香港。 1906年、この地で蜂起の計画を練るために孫文が東京からやって来ることになった。 一方、中国同盟会の香港支部長で中国日報社社長のチェン・シャオバイは大商人リー・ユータンの資金援助を受け、孫文を迎える準備を始める。 チェン社長は清朝の元将軍ファンに暗殺団の排除を頼む。しかし、ファンが隠れ蓑にしていた劇団は暗殺団に襲われて壊滅、チェン社長は行方不明になってしまう。 そしてついに、孫文が香港に到着し、暗殺団との戦いが始まった。
原題は『十月圍城』。 映画の冒頭で、運動家ヤン・チューユン役でジャッキー・チェンが出演しています。 ストーリーはユータンを中心に盟友のチェン社長、息子のチョングワン、後妻のユエルとその元夫のシェン、車夫のアスーなどのエピソードが展開します。 暗殺団のリーダー、イエン将軍はチェン社長の元教え子だったが、頭が固くて清朝に仕えることがただしいと信じています。ただの悪人でないところがけっこういいかも。 でも、登場人物同士の関係がごちゃごちゃしている印象です。 最初、息子が革命に関わるのを恐れて煮え切らない態度だったユータンですが、チェン社長が行方不明になったところでついに指揮をすることを決意。 孫文が来るまでがちょっとダレ気味。 そして孫文が到着。 暗殺団が弩や刀、火薬等で襲い掛かってくるのに対し、孫文の護衛側はほとんど素手で応戦。しかも護衛とはいっても、ほとんど非戦闘員。 心優しき大男はダンクシュートばりに瓜をぶつけて暗殺者を撃破。 殺された元将軍の娘は壮絶な爆死。 浮浪者に落ちぶれていたユータンの知り合いは、鉄扇で暗殺者と対決。 孫文の実家で替え玉を励ます孫文の母のシーンはなかなか良かったです。 結局、無事孫文は帰途に就くのですが、代償はあまりにも大きいです。 アクションはかなり良かったのですが、主人公のポジションがいまいちぱっとせず、人物の相関がごちゃごちゃしていたのがマイナスでした。
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Last updated
May 21, 2011 11:55:34 PM
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