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カテゴリ:政治
死者・不明者2万894人=仮設住宅、入居率6割-がれき撤去進まず・大震災4カ月
見出しにはないが上の関連記事で気になったのはNHKの報道だと避難されている方々は11万1千人、日経(内閣府調べ)だと9万9千となっており、つまり1万2千人の差がある。 10万のうちの2人ならなるほど数え方などの食い違いかなと思うのだが、どこぞの国と違って数が数えられるはずの我が国で1割強の差がそもそもおかしい。 1万人以上の人間といったら小さな町一つ分、企業ならそこそこの規模と言われる。 そもそもこういうことからして私が生まれてこの方見たことも聞いたこともないおかしい事象なのだ。 あの戦争、日本が国体を失うか否か、そして負けた時は国が腰抜かした状態にまで陥っていた時でさえこれほどの数の誤差、食い違いなどはなかったはずだ。 それは私が幼い頃見たことのある「米穀通帳」で判る。 おっと書きたいのはこれらのことも含めてなのだが何せありえないレベルの到らなさが山ほどあるのでそもそもの数字から言わねばならない。 んで。 まずは避難所、及び被災地のハエ、悪臭などの問題。 ハエがそんなに湧き匂いもするのなら他の虫も絶対に多いはずで、普通の状態ならいざしらず弱っていれば虫さされだってバカにできない。 徹底した消毒とそして除虫メーカーなどに政府発注をかけていつもであればそろそろ生産を縮小するはずのものを2割3割増産してもらう。 刺された後に必要な薬品なども薬品メーカーに発注する。 そして避難所。 聞く話によると扇風機すら電源が足りず設置できないという。 虫が出ているし匂いもあるのならエアコンは必要で、扇風機で足りない電源がエアコンに対処できるわけもないのでこれも国が電力会社に発注しエアコンは付けねば。 電力がどうのといっても今、避難所はある程度集約されているのと新しいものならさほど電力は食わないし、万が一熱中症などになった場合と比べればエアコン設置の方がトータルで安い。 エアコンも避難所でなくなれば中古といえどまだ使えるのだから仮設住宅に付け直す、または半壊住宅に下げ渡すでいいじゃん。 ここまできてようやく見出しのがれき撤去にいきつくわけだが。 このがれき撤去が済まねば復興の前段階、復旧の第一段階が終わらない。 復旧というのは最低限インフラ全部道路も橋も元に戻り、後は前以上のものを建てられる段階にまでいかねば。 今回の場合、津波で根こそぎ集落、町ごとなくなってしまったので従前の復旧復興といささか定義はずれるかも知れないが、少なくともがれきが山をなしているのは復旧とはいわない。 こうした地道だがしかしやらねば絶対に次に行けない問題から現政権は目を背けているけれど、本来行政、国が一番力を発揮するのはこうした広域復旧なはず。 これこそ自治体では到底無理な問題で、こういうことのグランデザインを引き関係各所に手配して実行することを国政という。 財務省を筆頭に国土交通相農林水産省環境省、総務省、ざっと思いつくだけで最低これらは絶対に相互協議が必要で、非常事態であるからこそ滅多にできない多省間協議ができ、場合によってはこうした省間協議で人材を見出すこともできるってもんだ。 ありうべからざる不幸な事態だからこそ、せめてこの不幸の負を幾許かでも正の方向に生かせる方策も取れる可能性を探らねば亡くなられた方々に申し訳がないではないか。 だが現政権は総選挙前にここに書いた通り「なにをどうやっていいか判らない」。 普通は判らなければ判る人間に聞くもんだがこいつらは自分が判っていないのを理解していないというバカの中でも救いがたいレベルなんだよな。 だが罵ってばかりでは約10万人の方々にそれこそ申し訳がない。 だから噛んで含めるように私だけではない色んな人がサゼッションしているけれど地に足の着いた復旧作業、現実に即した避難民への具体的な手当てをやらないのが今の政府だ。 今でなくてもいいような話ばかりころころと目先を変えて出しては来るが現実にはハエすら追えない。 せめて復旧だけでも前に進められないものかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.12 01:36:41
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