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2012.05.09
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カテゴリ:セキュリティ雑記
佐賀県武雄市と聞いてああ、あそこねと気がつく方もおいでかもしれない。
そこの市長が先日、図書館カードを所謂ポイントカードとすると発表した。

Tカードというのはご存知の方も所持されている方も多いと思う。
TUTAYAのカードと言った方が知名度が高いと思うが、TUTAYAに限らず「店舗やサービスを利用するとポイントになる」よくあるカードでもある。

このTカードはCCCという会社が運営している。

ここまでが前段。

武雄市長、会見で怒り露に「なんでこれが個人情報なんだ!」と吐き捨て

高木浩光氏の日記だが、これまでも高木氏は個人情報の範囲とその取り扱い、そして集積(ビッグデータ)について警鐘を鳴らしてきた。

現行法の不備についても書かれていて、氏の考える「ビッグデータ」とその扱いの可能性(ネガティブ)について私にも判りやすく書かれてきた。

その論についての諾否はともかく、少なくとも門外漢にとって判りやすくまた論点のぶれがないという点で一読するのをお勧めしたい。

んで。

今回のこの一連の発端ともいえる市長のこの発表だが、当該Ustを見てもまたやり取りを見ても市側とCCCが情報の集積とその扱いについて綿密な事前協議を重ねてきたとは到底思えない。

そもそも図書館データを保護すべき個人情報とは思っていないようで、それは市長、CCC双方から感じられ、また新聞記者も同じ鈍感さでしかなく、これらに危惧を抱いているのは高木氏含むネット側からの質問だ。

ものすごく端折って言えば情報を収集する側と収集される側の隔絶した感覚の違いと言っていい。

あえて「感覚」とは書いたが実は「そんな気がする」的な感覚ではなく、指摘側はデータというものに対する認識の甘さ緩さを指摘しているのだが指摘されたほうが全く捉えるポイントがずれている。

そこら辺のおばさんが「あらあ、私の買い物なんて別に大して秘密もないし、ポイント溜まるならいいんじゃなーい」と言うのはよくあるが何故かそれが収拾蓄積側の感覚という倒錯的なズレと言っていい。

本来データ集積収拾側がデータ取り扱いのプロとしてあらねばならないのだが、何故か今回のこの件に限らずスマホアプリなどでもプロであるはずの側が市井の素人的感覚のままビッグデータを収拾蓄積利用し続けているからおかしいのだ。

このプロであるはずの側のおかしな素人的判断が正直この業界に蔓延しているのはここ10年私もよそながら見てきている。

えらい長いが実はここまでは前置きのようなものでここからがお題に沿って書きます。

Twitterで議論が巻き起こった。

ある日の武雄市長の言論

自分用:ひろみちゅ先生×武雄市長

この2つのTogetterは纏めた順番というかタイムスタンプ順。
私が気がついた順だが、上は武雄市長の発言を纏め、下はその反応(纏めた方のTL)を纏めてあるのでこの順番で見ると判りやすい。

私が初見した時よりも莫大な量になり、下にスクロールして「続きを読む」をクリックしないといけないのだが、是非読んで頂きたい。
これを読まないと何故「市長の恫喝」なのか判りにくいと思う。

つまり図書館データの収拾蓄積に関して意見を言った高木氏の所属組織、上司、また監督官庁、更に国会議員に市長は抗議するぞと言っている。
現に元経産省事務次官にこの事を告げたと彼自身が明言している。

高木氏が今回武雄市長に発した質問、意見の一体どこに高木氏がその所属する組織としての発言があったのか。

そして市長は彼(高木氏)を公人と規定しているがそれは逆で公人なのは市長として発言している彼の方であって、市長自身の言葉を借りるのなら市長が市長の肩書き付きで発言するその全ては公人としてのものではないのかね。

「個人情報」定義の弊害、とうとう地方公共団体にまで

これは昨日付けの高木氏の日記だが、末尾から読み取れるのは公人(市長)にその所属する組織の上長にまで抗議するぞと脅されて立ち行かなくなった氏の悲痛な叫びがある。

何が問題といって今回含む「個人情報」というものの定義、収拾、蓄積、そして利用に関して肝心の決める側、そして利用する側が全く理解がなく、また先程書いたように素人(利用される側)の感覚でプロであるはずの蓄積側がいるということだ。

参考:佐賀県武雄市の図書館とTポイントカード導入の件

大きな問題が2つある。

一つはビッグデータの集積収拾側の意識。
もう一つは自治体首長が個人を恫喝し、具体的に所属組織に影響を及ぼすぞと公言していることだ。

こうなってしまうとこの武雄市長に対して意見をいう人間は少なくとも所属組織に殴り込まれる覚悟を持たねばならず、所謂現役のプロの方々が萎縮してしまう。

困ったことに具体的に指摘できるのはやはりこの道のプロなのだが、こうした恫喝が行われるようになれば私のようなどうなってもいい隠居が言わねばならないけれど、しかし私にはプロのような見識も具体的な危惧の指摘もできない。

しかしたった一つできるのは高木氏への恫喝はまともじゃなく、またどんな気に食わない言論であってもそれを言う権利は守らねばならないとここにこうして書くことだ。

しかし地方政治家とはいえその持つ伝手を使い反対する意見を封じ込めようとするのは一体どこの国の話なのかと改めて首をひねっている。

私は今回のこの一連の話に関しては高木氏を全面的に支持し、また出来うる限りの事をしようと思っている。






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最終更新日  2012.05.09 12:28:53
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