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テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:タイ旅行記
国道3422号線を西へひたすら歩いていると
前方に木の茂みが南北に連なっている景色が見えてきました。 ようやく辿り着いたかな? 橋があります! 思わず速足に。 やった。着いたっ! クローン・イープン(日本運河)です!! 橋から北側の景色。思ったより立派な運河だなー。 時刻は、10:54。 ラート・ブアルアンから歩き始めてちょうど50分(笑) でも風が吹くと鳥肌が立つ涼しさだったためか、 意外なことに疲れを感じません。 いやー、どうなることかと思いましたが、 どうにか半ば無理やり到達することができて心底ホッとしましたよ~。 続けて橋の南側からクローン・イープンを眺めてみます。 ターチーン川へとつながるバーン・パーシー運河からスパンブリー県までを結ぶ 南北に長い運河です。 モムチャオ・プンという王族が掘削したことから、 当初は「クローン・モムチャオ・プン」と呼ばれていたのが、 いつしか訛って「クローン・イープン」に。 というワケで、日本運河と言いつつ日本とはこれっぽっちも縁の無い運河なのです。 それでも「日本」の名が付いているからには見てみたいじゃないですか! というワケで、はるばるやって来た次第です。 写真では分かり難いですが、南側のずっと先に橋が架かっているのが見えました。 取り敢えずあそこまで行ってみよう。 橋を渡るとすぐに南へと入る道が。 「ワット・ボーン・ヤイ ←」との看板が立っています。 よし、ここを入ってみよう。 ちなみに、トレーラーが走っているもう少し先の3422号線両側に バス停のあずま屋が見えました。ちゃんと覚えとこっと。 ノートー・3015との道路標識が。 これはナコーンパトム県道3015号線という意味でいいかな? たぶんこの道を入ったこの辺りが、ナコーンパトム県バーンレーン郡 ブア・パークター村(タンボン)の「バーン・クローン・イープン」(日本運河集落) なんだと思います。ただこの地名は、クローン・イープン沿いに何か所かあって、 アユタヤ県にも存在するみたいですけど。 奥に何やら高速道路の高架橋みたいな構造物が見えます。 何だろうと思って歩いて行ってみると、工場でした。 道の両側に工場があって、あの橋のようなもので双方の間で 原料か何かをやり取りしてるんでしょう。 工場の敷地内をひょいと覗いてみたらこんなものが。 「日本鋪道」と書かれた中古らしき特殊車両があるではないですか! バーン・クローン・イープンと日本とのつながりを辛うじて発見しました(笑) さらに歩いていると、「パイ・ナ~イ?」(どこに行くの?)と背後から声が。 振り向くとおばちゃんが自転車に跨ってのろのろと向かって来ています。 運河を見に行く、なんて言ったら怪訝な顔をされそうなので、 寺へ行きます、と。 「歩くには、遠いよ~。」 そう言って追い抜いて行きました。 陽気なおばちゃんだなぁ。 <交通費> 歩いただけなので: 0バーツ ここまでの合計:65バーツ つづく・・・ <参考>『バーン・クローン・イープン集落の情報』-ブア・パークター村-(PDF) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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