|
カテゴリ:France
6月29日~フランス・パリ、初日編~はこちら⇒
6月30日 この日は、パリの中心部の一角であるモンパルナスという所で、大規模なゲイパレードが行われた。 もちろんゲイではない私は、最初は行くのを迷っていたが、友人のせっかくの誘いということもあり、とりあえずは冷やかしで見に行くことにした。 ところが、実際に行ってみると凄い人だかりで、特に大勢の若者たちで開始前から大賑わいであった。 土曜日なのに、このエリアの道路は完全に封鎖されていていた。 予想外にも、面白い写真がたくさん撮れたので、とりあえず公開してみる。 (以下の写真の半分は、同行者が撮ったもの) ポリスのコスプレ こんな人があちこちに TVカメラも結構来ていた パレード前の様子の映像はこちら!!⇒ パレードが始まる前から異常なほど盛り上がっていた。 そして、いよいよゲイパレードが始まった。 ゲイのバイクライダーたちがバイクに乗ってパレードを始めた こちらはレズビアン 何の団体だ?? こんなキワどいおばちゃんまで。。。 色んな人たちが行進し、それを大衆が見学 とにかく皆が楽しそうだった 路上でウエイトレス 少しはまともな被写体が撮れた(笑) パレードの映像はこちら!!⇒ あまり期待していなかった分、実際はかなり楽しめた。 なぜならば、ゲイやレズの人たちだけではなく、かなり大勢のパリ市民や見物客たちを見ることが出来たからだ。 普段、地下鉄や市バス車内で見かけるパリ市民たちは、何か浮かない、冴えない、疲れたような顔をした人々が多かったのだが、そのうっ憤を晴らしているかのように、ゲイパレードの参加者や見物客たちは、とても楽しそうな顔をして盛り上がっていたのだ。 何万、何十万人参加したかは知らないが、これほどの人々が集まった大規模なイベントであった。 その中で、ちょっとした事件を目撃した。 写真を撮り終え、オープンカフェでパレードを見ていたら、目の前を1人の若い白人と5・6人の黒人が殴ったり、逃げ、追いかけながら私の前を通り過ぎていった。 1人の白人に対し、5・6人の黒人が暴行を加えていたのだ。 しかも、思いっきり蹴飛ばしていた。。 見たことはないのだが、それは、まるで、治安の悪い南アフリカで、強盗を捕まえて犯人を集団でリンチしているかのような、ショッキングな光景であった。。。 後で聞いた話によると、携帯電話を黒人に奪われた白人が取り返そうとしたところ、殴り合いになって、関係ない黒人がその黒人に加わって集団で暴行していたようだ。 パリは、アメリカと同じように、黒人がたくさん住んでいる。 友人が住むエリアにも、黒人やアラブ人のコミュニティがあり、表向きは何事もないように上手く共存して平和な感じであった。 しかし、過去の欧米諸国による植民地政策、少数の白人が黒人をコキ使ってきた歴史は今も残っている。 そして、現在はお互いが共存しながらも、貧富の差や異人種間の争いもなくなっていないようだ。 色々な物事を見れた1日だった。 ⇒⇔海外旅行ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.11 19:36:31
[France] カテゴリの最新記事
|