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カテゴリ:奄美の自然
昨年、皆既日食のころ、営巣地に人間が立ち入ったことがきっかけで、
姿を消してしまったコアジサシ。 今年こそ!の期待を込め、昨年一緒に看板を設置してくれた子供たちと一緒に 営巣地の周りに今年も看板を設置しました。 今年も集まってきてくれた子供たち。 昨年作った看板を持って営巣地に出発です。 ここがアジサシの営巣地。 昨年は、たくさんのコアジサシがここに来て、卵を産んでくれたにも関わらず、 人間が立ち入ったがために、すべての卵を置き去りにして 一羽残らず、ここから姿を消してしまいました。 この営巣地の周りに、看板とロープを張り、 営巣期間、人が立ち入らないようにして、アジサシの繁殖地を守るのです。 今年は、より広範囲にロープを張ろうと、 子供たちにさらに新しい看板を作ってもらいました。 完成した看板を,力を合わせて杭打ち。 看板の前で、記念撮影です。 みんなの力で、無事看板とロープ設置が終了しました。 うれしいことに、看板設置がちょうど終わるころ、 近くを飛ぶコアジサシの姿を確認することができました。 もし、看板の通り、この営巣地に人が立ち入らず、 天候などの諸条件が整えば、 今年こそ、ここで元気な雛がかえる可能性は十分あります。 誰も言わなかったのに、看板に 大切なアジサシと書いてくれた子供たち。 生き物の命が大切であるということを、子供たちは、ちゃんと感じているのです。 果たして、子供たちの願いが届くのか? それは、私たち一人一人にかかっています。 もし、この看板を見かけたら、近づかないように、 観察する場合は、離れた所から静かにするよう、 どうぞよろしくお願いします。 昨年のブログはこちらから http://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/200907150000/ http://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/200907180000/ http://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/200908230000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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