高山市内では高山祭が行われていますが、ここ国府町では荒城農業小学校が行われています。

今日の授業はサツマイモとナスの収穫と、イチゴ苗の植え付け、稲こき、しめ縄の練習です。

まずは洞の畑へ行ってサツマイモ堀りです。

鍬とスコップで堀りゆるめてから手で掘りだします。

大きなイモがたくさんとれました。

この中から焼き芋にしました。

サツマイモを濡れた新聞紙に包んでからアルミホイルで包んで、煉炭の中に入れます。

稲こきの前に薫炭の中に入れてゆっくりと時間をかけて焼くので焼き芋がほっこりと甘くなります。

次に向かいの畑へ行ってイチゴの苗を植えました。

イチゴの苗はまん中にあるクラウンと呼ばれるところが土にかからないように植えることが大事です。

クラウンが埋まってしまうとイチゴの実がならなくなる可能性があるからね。

今日植えたイチゴの苗は来年の6月に収穫です。

今年食べたイチゴは去年の人たちが植えたものだったんですね。

来年も農小に参加すると食べられるよ。

ポットから外して植えた後、たっぷりと水をかけます。

そして稲こきです。

先月稲刈りしてはざがけで乾燥した稲を脱穀します。

稲こきは稲穂からモミだけを取り分ける作業です。

昔の道具を使ってモミを取ります。

道具がなかったころは手で取っていましたが、千歯こきや足踏み脱穀機ができて稲こきが楽になったことを実感しました。

昼から、しめ縄作りの上手なおじさんに習ってしめ縄作りの練習をしました。

年末にいきなりしめ縄は作れないから、今日は練習します。

その前にワラをやわらかくする練習です。

これをやっておくとワラがやわらかくなります。

しめ縄作りはすぐにコツをつかめる子、なかなかできなくてふてくされる子がいました。スタッフも教えるほど上手じゃないから．．．

本番は何としても完成させなきゃ。

最後にみんなで焼き芋を食べました。

濡れた新聞紙に包んであったおかげか、薫炭でゆっくりと焼いたおかげかわかりませんが、こげもなくホクホクに焼きあがっていました。

秋晴れの下で食べる焼き芋は最高です。

次回は野菜の収穫と勾玉づくりです。

Ｐ．Ｎ．ボラスタ Ａ