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カテゴリ:大連の暮らし
我が家にも、ケーブルTVが入りました。チャンネル数が56もあり、なかには一日中映画ばっかり放送してるチャンネルや、連ドラばっかり放送しているチャンネルもたくさんあるので、TV好きの人なら、連日画面にかじりついていても飽きないでしょう。
加えて、中国は海賊版DVD王国。街中至るところで、怪しげな屋台にコピー商品が山積みされています。お値段はとんでもなく安く、映画4本まるまる見られるもので5元(65円)するかしないか・・・だから、DVDプレイヤーかパソコンを買えば、年がら年中、海賊版だけで時間をつぶせること、請け合いです。 余談ですが、大連で売ってる海賊版DVDは、ロシア経由で入ってきているものが結構多いようです。たとえば、米国で上映された映画なのに、時々ロシア語の字幕が入っていたりする!!それでいて、米国での上映開始から、わずか10日後には大連の店頭(屋台)にその種のDVDが出回ったりしているので、ロシア人の海賊版製作&流通販売能力というのは、恐るべきものがあります。 ずいぶん脱線してしまいましたが、話をもとに戻しますね。中国のケーブルTVでは、国内映画はもちろん、日韓など近隣アジア諸国の映画、そして欧米の映画もたくさん放映されています。あと、日本人にあまり馴染みのないところでいえば、ロシア映画が結構多いのに驚かされます。 中国(大陸)でTV放映される洋画の特徴といえば、とにかく、字幕など使わず、最初から全部中国語吹き替えにしてしまうことです。というか、原語音声のままオンエアされているものなど、私の知る限りでいえば、皆無です。あと言うと、音声完全吹き替えのみならず、映画中に出てくる歌でさえ、歌詞を中国語訳して猛スピードの字幕で流す、という徹底ぶり。 完全吹き替えだから、あるチャンネルではロシア人が中国語をしゃべり、別のチャンネルではアメリカ人が中国語をしゃべったりするわけです。外見はどちらも白人だし、言葉はどちらも中国語だから、一見、どこの国の映画だか、分からなくなります。 これが香港や台湾に行くと、音声は原語のままで、中国語字幕(香港の場合、英中2ヶ国語の字幕)がつけられるのが当たり前ですから、ところ変われば、品変わるものです。 というわけで、結論としては、中国のTVで洋画を楽しむには、中国語のヒアリングができないと厳しいようです。ま、中国語が苦手な方は、街に繰り出して、海賊版DVDを買ってくればいいだけの話なんですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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