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Manachan's World-東京下町日記

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2008年05月19日
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カテゴリ:柏・東葛
この文章は、姉妹サイト「千葉県東葛~勝つ地域戦略」でも公開しています。


昨日の日記で、みみずコンポスト(みみコン)について書きましたが、これをやってみて、ふと、「大都会に住む矛盾」を感じてしまいました。

みみコンを東京で始めるのは、結構、面倒くさかったです。ホームセンターにみみコン容器が置いてないのはまだしも、みみずの入手がかなり大変でした。農協(JA)で取り扱っていると言われましたが、東京23区内に農協なんて、江戸川区と練馬区くらいしかありません。結局、近所の釣具屋さんに、一軒一軒電話をかける以外ありませんでした。

なおかつ東京では、みみコンから出る堆肥や液肥を活用する術がない。ここは皆、マンション暮らしだから、バルコニーのプランターに使う以外ない。近所の人に分けるのも難しい。

これが東京の郊外なら、ずっと簡単だっでしょう。たとえば、私の育った街・柏と、隣接する流山や我孫子あたりでは、今でこそマンションがずいぶん建ちましたが、基本的には東京に通勤するサラリーマンの家族が、土地付き一戸建てを買って住む郊外の街です。たいていの家には、ちょっとしたガーデニングくらいできる庭がついてますから、庭先ですぐ堆肥が使える。加えて、農協など近所にいくつもあるから、みみずの入手もずっと簡単。

ロハス、エコライフ、スローライフ、地産地消などが、いま注目を集めていますが、これを生活圏のなかで、無理なく行えるのが、田舎ないし郊外の良さだと思います。東京の街なかだと、地元で取れた農産物を食べようにも農業自体が皆無だし、生ゴミから堆肥をつくっても使い道がなかったりするのですね。

柏、流山、我孫子といった地域は、郊外住宅地とはいえ、農の実りも豊かなところです。「こしひかり」もとれれば、都内の高級料亭がわざわざ買い付けにくるような野菜さえ収穫できる。頑張れば、地元で取れた米や野菜だけで、たいていの食卓はまかなえたりするし(農産物直売所「かしわで」)、田植え・収穫、家庭菜園レンタルも地元でできる。食の安全や自給に関する関心が高まるなか、食べ物の消費地であるとともに、生産地でもある郊外の暮らしが、今後、見直されてくるのかもしれません。

それに関連あるのか知りませんが、最近、都内の賃貸マンションで暮らす複数の友人から、「つくばエクスプレス沿線の流山、柏、守谷あたりで一戸建てを買いたいのだが、アドバイスが欲しい」という相談を受けています。東京の人が、郊外の良さに目覚めて、我が地域に関心を持ってくれるのは大変嬉しいことです。

というわけで今回の日記では、「流山・柏あたりでどんな一戸建てを買うべきか?」について、私見を述べたいと思います。

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結論から先に言うと、「ライフスタイルや資産価値の面から考えると、流山・柏のような郊外では土地50坪(165平米)以上の保有が基本」だと思います。

まず、ライフスタイルの面から言うと、流山や柏は、地価の安さゆえに、標準的なサラリーマン家庭が、広めの土地を所有できるのが大きな魅力です。実際、この辺で売り出される土地付き一戸建ては、都心から等距離にある三多摩や神奈川方面に比べて広い。小規模な分譲開発でも30坪以下の区画は少ないですし、大規模開発になると、50坪、60坪が当たり前の世界です。

自宅の土地を使って楽しむのが、流山・柏のライフスタイルだとすると、最低、50坪の土地は欲しいところです。なぜなら、

  • 土地40坪(132平米)以下だと、二階建ての家とカーポートをつけると、猫の額のような庭になってしまう←望ましくないレベル
  • 土地45坪(150平米)あってはじめて、ガーデニングができるような、まとまった庭になる←許容できるギリギリのレベル
  • 土地50坪(165平米)あれば、ガーデニングをやって、ちょっとしたバーベキューができるなどの「余裕」ができる←望ましいレベル


できれば、土地60坪(200平米)あることが望ましい。これだけあれば、家庭菜園も可能になります。家や土地の形状にもよりますが、10坪のまとまった庭がとれれば、畝が4本、5本ほどできて、びっくりするほど、いろいろな野菜を栽培・収穫できます。


次に、資産価値の面から言うと、今後20~30年と、長期保有するのであれば、郊外では大きな土地区画が断然有利でしょう。「これからの時代、郊外で小さな土地は無意味」だとさえ思います。

マクロの需給バランスでみれば、今後の日本で、土地の値上がりは、あまり期待できないでしょう。今も昔も、マイホーム購入のピークは、30代の前半と後半です。現在、「団塊ジュニア」がちょうどその年齢層ですから、それなりに需要はありますが、これから20年かけて、この年齢層は40%以上減るといわれています(1973年生まれより、1991年生まれの人数は、42%も少ないそうです)。一方、20年後になると、人口の最も多い団塊世代が徐々に世を去っていきますから、彼らの住んでいた郊外の住宅地が大量に売りに出ることも、容易に予想されます。

もちろん、これはあくまでマクロの話です。マクロ指標が下落傾向だからといって、ミクロでも全部下落するわけではありません。地域の工夫・努力いかんでは、ブランド価値をつけて値上がりするところも出てくるでしょう。また、今後20年の間に、日本でも金余りになって、不動産に投資・投機マネーが流れ込むこともありうるし、あるいはインフレの世になって、皆が生活防衛のために不動産を買いまくることも、あるかもしれない。要は今後、不動産は値上がりも、値下がりもありえます。ただ、単純な需給バランスでみれば、売り手が多く買い手が少ないことで、長期的には値下がり傾向が強くなると思います。郊外ほど、そうなるでしょう。

不動産の相場が今より下がると、どうなるか?サラリーマンの給料もそれに応じて下がればともかく、横ばいの水準を保つのであれば、将来のサラリーマンは、これまでより広い土地付きの住宅を、手にすることができるようになるでしょう。

そうなった時、東京都市圏も、今より縮小しているでしょうから、郊外の家を手放して、便利な都心近くに住む人も多く出てくるでしょうし、同時に、郊外で大きめの土地でスローライフを楽しみたい、という人も出てくるでしょう。いずれにせよ、郊外住宅の土地区画は、これから大きくなると考えた方が自然でしょう。

そういう時代になったら、郊外で30坪、40坪みたいな、狭い土地付きの家に、果たして買い手がつくでしょうか?世間では50~60坪、あるいは70坪が当たり前という時代に、40坪以下の土地しかなければミニ開発もいいところ。都心近くや駅前ならそれなりに意味あるでしょうけど、郊外では・・・。

だから、今から流山や柏に一戸建てを買うのであれば、将来のことを考えて、最低50坪の土地は持つべきだというのが、私のアドバイスです。

参考までに、地元で不動産業を営む「プレシーク」さんが、柏、流山、我孫子など東葛の各市について、駅別、町名別に、素晴らしい分析を行って公開してくれています。

柏市の住宅地分析
流山市の住宅地分析
我孫子市の住宅地分析


個人的にいえば、私が家を買っても良い(値下がりしにくい)と思う住宅地は、

流山市なら、江戸川台東宮園松ヶ丘など

柏市なら、新柏つくしが丘柏の葉千代田など

我孫子市なら、白山寿など





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最終更新日  2008年05月19日 23時56分10秒
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