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Manachan's World-東京下町日記

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2011年08月03日
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カテゴリ:エッセイ集
今回が、Manachanブログ開設以来、2000回目の日記になります。

2005年2月15日にスタートして以来、6年半。よくもここまで、書き続けてきたものです。
これまでの歩みを数字にすると、


総アクセス数:946400 アクセス(平均 401 アクセス/日)
開設日数:2360日(開設日:2005/02/15)
日記記入率:77.9%



ヒット数、普段気にしないけど、よく考えたら、100万ヒットまで、あとわずか。
今後も、ご愛読のほど、よろしくお願いしますね。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ところで、私の身辺には、外国人の友人知己が多い。

彼らはいま、日本で働き、楽しく暮らしていますが、あくまで「借り住まい」の意識が強く、チャンスがあれば、他の国に行きたいと考えている者、多し。

特に震災以降、このように聞かれることが多くなりました。


「鈴木さんは、オーストラリアの永住権を持っているのに、なぜ移住しないんですか?普通に考えて、オーストラリアの方が日本より、良いと思うのですが・・・」


私にとって、日本は生まれ育った母国。他の国と比較することはあっても、日本は一生涯、自分にとって「特別な国」ですが、そうした視点のない外国人が、日本と他の国を、第三者の目から比べるという視点は、とても新鮮ですね。

最近では、シンガポールを移住先に選ぶ友人も増えてきました。


「鈴木さん、シンガポールに来ませんか?経済状態いいし、治安も環境もいいし、教育システムも良くて、日本より住みやすいですよ」


そんな話が、時々、飛び交っています。

確かに客観的にみて、オーストラリアやシンガポールの方が、日本より上手くいっているでしょうね。いまの日本は、景気良くないし、先行きも暗そうだし、しかも東京は地震で毎日揺れてるし(子供の頃から慣れてるけど・・・)、放射能の不安、電力供給の不安、いろいろある。

オーストラリアやシンガポールへの移動は、そうした不安から当面逃れることを意味する上に、第三者的視点からすれば、ある意味、「ステップアップ」の意味もあるんでしょうね。それはよく分かります。


しかし、そういうお誘い、いまの私に、あまりアピールしないんですよね。

日本以外で生活したことのない人が、海外にも足がかりを作りたい、という意味で、いま外に出るのは、極めて意義のあることだと思いますが、

それをある程度、経験してしまった私は、また違う視点で、物事を見ます。その気になればいつでも、オーストラリアに再移住できるという状況を、すでに作ってしまったなかで、


いま、どの国に住むのが、一番おもろいか?満足できるか?


それが私の判断基準です。そして、


いま日本に住むのは、とてもチャレンジングで、面白い


と感じています。

私の経験で言うと、いま、多くのことが上手く行ってる国って、暮らしていて、あまり面白くないですよ。変化がなさすぎて・・・。

たとえば、私が暮らしていた、数年前のオーストラリアなんて、経済の黄金時代でした(今でも、景気悪くないけど)。好景気が10年以上続いて、資源はわんさか出る、優秀な移民はどんどん来る・・・先行き不安など、ほとんど感じることなく、「我が世の春」を謳歌しているかのようでした。

そういう、順風満帆な時代になると、人々はどうなるか?


誰もが、変化を嫌うようになる。
エリートは自信を深め、成功体験を蓄積するなかで、だんだん独善的になっていく。
庶民は、「小市民」に安住したがる。



私の見る限り、洋の東西を問わず、どの国でもそうです。
未来永劫、繁栄し続ける国はないと言われますが、その根本の理由は、「人々が成功に慣れ、内省の心を失っていく」ことにあるのでしょう。


ひるがえって、いまの日本。

オーストラリアやシンガポールと違って、いろんなことが、上手くいっていない。経済不調、リーダーシップの欠如、政府の債務問題・・・私が言うまでもないでしょう。

実際、暮らしていて、いまの日本は、平時ではないですね。明らかに乱世です。特に政治の世界では、権力闘争が凄い。まるでフランス革命直前のよう。

マスメディアはもはや、「菅首相」vs「電力業界ロビー」の権力闘争の舞台になっているかのよう。大手新聞は、ほぼ電力ロビーの意向に従っているらしく、菅首相が何をやっても、「単なる思いつき」、「政権延命策」と酷評される。

曲がりなりにも、国民が所定の手続きで選んだ首相の意図が、マスメディアを通じて全然伝わらないのは、いろんな国で暮らした私の目からみて、異常事態、まともじゃない。


私に言わせれば、こんな状態の国だからこそ、住んでいて楽しいのです。

今は社会が、すごい勢いで変化していますよね。人々が、いくら小市民に安住したくても、日本がこのままの状態じゃ無理だから、どうにかして変わるしかない。ビジネスだって一緒。

日本社会の構造変化が進み、最後まで変化を拒む「政官財のトライアングル」にまで、すごい勢いで、変革を迫っているようです。

社会が、動いているから、その「潮目」さえ読めれば、いろんなことを仕掛けて、成功できるチャンスが大きい。

たとえば、わずか5ヶ月前に立ち上げた、「アジア太平洋大家の会」も、ろくに宣伝していないのに会員数420名を超え、ほぼ毎週のように、海外不動産投資の勉強会をやっています。

「海外に進出したい」エネルギーが、日本社会のなかから、マグマのように噴出してきているのが、よく分かります。

今では、日本国内の不動産投資で大成功した方まで、ご参画をいただいています。我々の活動も、日本の社会を新たにつくりかえる、エネルギーの一つなのでしょう。


このダイナミズムが、たまらなく、いいんですね。
いま、順風満帆、上手くいってる国では、たぶん味わえないですよ、この気分。

より安心できる、居心地の良い国に行きたいというのは、普通の考えだと思うし、どんどんやれば良い。

ただ私は、「人さまがつくった、居心地の良い外国でハッピーに暮らす」というコンセプトに、いまいち、満足できないんです。

それよりも、自分の生まれ育った国が、いまピンチにある。その渦中に身を置いて、活躍の機会を得たい。ないなら、自分でつくっていきたい・・・その方が数十倍も、満足感が高いのです。

それが私にとって、いま日本に暮らす喜びでもあります。





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最終更新日  2011年08月03日 07時37分40秒
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